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登録日:2012/09/09 Sun 16 17 57 更新日:2024/04/14 Sun 02 19 24NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 Ω ソニア ダークプリキュア プリキュア ホーネット 不幸 不幸の塊 久川綾 哀しき悪役 女火星士 姉 悲劇のヒロイン 涙腺崩壊 火星士 聖闘士星矢 薄幸 闇 雀蜂 高位火星士 黄金聖闘士 ソニアとは聖闘士星矢Ωの登場人物 CV:久川綾 属性:闇 技:ホーネットスティンガー、トワイライト・マリオネット、クリムゾンニードル、アンタレスメイルストローム 今作の敵であるマルスの実娘であり、彼が率いる火星の軍勢である、火星士(マーシアン)と呼ばれる者たちのなかでも高位に位置するホーネット(スズメバチ)のハイマーシアン。 その実力は火星士のみならず白銀聖闘士に命令できるあたり本物で、アテナの聖闘士のように仮面をつけている。戦士としては高飛車でプライドの高い態度を取っている。 年齢設定は公式には明確ではないものの、声を担当した久川は一期SDの畑野森生から「17,8歳くらい」との指示で演技しているとのことでハイティーンくらいの年齢ではある。 エデンとは異母兄弟である。父マルスが人間・ルードヴィグであったときに産まれ、当時は裕福な家庭のお嬢様だった。 当時の性格は無邪気なもので、ピアノを幼いうちから嗜んでいた。 実母は当時の妻・ミーシャで、彼女の幼少期に爆弾テロで死亡。 その後父が神・マルスとなった後に再婚した継母・メディアや彼女が産んだエデンと生活するようになり、火星士として戦う羽目になる。継母メディアからの扱いはあからさまに冷淡なものであり(言葉の表面のみは「私の誇り」などと誉めるような台詞も使うが)家族から半ば疎外された状態に追いやられていたが、エデンの産まれた直後の一家の幸福な思い出に縋っており「自分も娘として認めてもらいたい」という願望を持ち続けておりメディアに逆らえずにいる。 こうした経緯から自身の家族への執着が人一倍強く、かつ不安定な内面を抱えている。 エデンの手を血で染めることをよく思ってはおらずエデンを「新たな地球の王」とすべく父親であるマルスの計画に協力し、マルスが封印中でも行動していた。 傀儡のアテナとしてマルスらに祭り上げられたアリアに対しては憎しみに近い態度を見せる。 反面いくら大切な弟のエデンでも父親に対する言動を時には咎めることも多い。 マルスの封印中、白銀聖闘士南十字星の一摩を殺しておりその光景を幼いライオネットの蒼摩に見られており、それ故彼からは親の仇として付け狙われている。 ただ、ソニア自身も聖闘士を倒したのが南十字星が始めてであり雨の中血塗れになりながらエデンに自分の意思を伝えている。 また、何故か理由はわからないが南十字星のクロスストーンを所有していたが…(後に蒼摩が拾っている) 炎の遺跡の番人として蒼摩らの前に現れ彼の怒りのコスモを利用し隙をついて倒そうとするも仲間の叱責に我を取り戻した蒼摩の技を食らい深手を負ってしまう。 そして、マルスの居城にアリア奪還に現れた時に蒼摩の実力を認め全力を出して技を繰り出し僅かな差で勝利するもその場から立ち去ることにする。 闇の遺跡で蒼摩とともに過去のヴィジョンを見せられ、それにより一摩を殺したときの経緯が判明。 当時青銅一軍やシャイナが一線を退いていた事情もあってか、白銀以下の聖闘士達のまとめ役となっていた彼を邪魔に思ったメディアの指令により彼を暗殺に向かったものの、まだ子供だった(11歳前後と思われる)彼女は軽くあしらわれた上に「子供とは戦えん」と情をかけられて見逃されていたが、自身の家族に対する執着心が勝り隙をついて彼を殺害してしまった。 自身に情をかけてくれた人を殺してしまったショックからソニアは泣き崩れ、聖衣石を持って帰っており、帰宅後メディアに「疲れた」と零した後に自室に引きこもって泣いていた。 (つまり、一摩が命乞いしたなどという事は彼女の真っ赤な嘘であった。) この経緯を知り、蒼摩は彼女が一摩を殺して苦しんでいた(ある意味で彼女自身も被害者であった)事を知り、憎しみは消えていった。 一摩の事件の後もメディアには何かと危険な任務を強要されつづけていたのか、全身に傷跡が残っている。 また、アリアに対する感情も実際はもっと複雑なものがあり、「物質的には豊かでエデンに愛されているが自由の全く無いアリア」と「家族から疎外されて命がけの任務を続けざるを得ない自分」との板挟みで辛くなったこともあったようで城に響くアリアの歌を聞いて泣いていたこともあった。 十二宮編ではメディアから蠍座の黄金聖衣を授けられ、パラドクスに続く二人目の女性黄金聖闘士として光牙、ユナ、蒼摩の前に立ちはだかる。 蒼摩と激闘を繰り広げるが、既に彼女への憎しみを捨て、乗り越えていた蒼摩は手をさしのべて和解をもちかけるも、あくまで父や継母に認められる事に固執しつづけたソニアはその手を拒んでしまう。 そしてアンタレスメイルストロームをかけようとした際に精神の不安定さから小宇宙が暴発し、黄金聖衣は彼女から逃げるように外れ自らの技の炎で全身を焼かれてしまう。 倒れた彼女は混濁した意識の中で、歩み寄った蒼摩を父・マルスと間違え「父様、父様なの」「お願い、そばにいて」とせがみ、蒼摩に手を取られると安心したように「よかった、ひとりはこわいから」とつぶやき息を引き取った。 最初は典型的な悪女かと思いきや、蓋を開けてみればその内面は繊細かつ臆病な、家族の愛を求め続けた平凡な少女であった。 蒼摩は、かつて仇と見ていた少女のあまりにも痛ましく、あまりにも悲しい姿に心を痛め、ただ抱きしめるしかなかった… 彼女が倒れた様子を水晶玉で遠隔から観察していたメディアは「やはりあの子はわたくしの娘にはなれなかった」と極めて冷淡な台詞を吐き、彼女の想いはついに叶わなかった。 一方で、弟エデンと父マルス(ルードヴィグ)からはその死を悲しまれ、悼まれており、確かな愛情があったことがうかがえるが長年のすれ違いが彼女の孤立感を生み出してしまっていたようである。 また父の側近である獅子座のミケーネもメディアの策略に気づかず彼女を救えなかったことを悔いていた。 ソニアが、畏怖の対象となってしまった父の変わらぬ愛情に気付けていたら、あるいは彼らがソニアの孤独に気づけていれば、また違った未来が待っていたのかもしれない。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] テネオと戦ったらどっちが勝つかな -- 名無しさん (2013-08-20 11 07 45) 動きが速くて手数も多いタイプだけど、相性が悪い相手を押し切れる程には強くないんだよな。当人もそれを自覚してたからか必死な印象がある -- 名無しさん (2013-08-20 11 39 49) メディアのせいで不幸に不幸を重ねた子だったな… 生かす選択はなかったのか -- 名無しさん (2013-12-05 21 19 38) マルス編最大の被害者。 -- 名無しさん (2014-06-14 18 51 49) どの作品でもさそり座は微妙なとこに落ち着くな・・・。LC外伝のカルディアはかっこよかったけど -- 名無しさん (2014-06-14 20 22 12) そしてまさかの原作者監修のLOSで女性化する蠍座 -- 名無しさん (2014-06-14 20 27 45) 蠍座の黄金聖衣は誰になるのやら・・・ -- 名無しさん (2014-10-01 19 07 45) ↑訂正、蠍座の黄金聖闘士の後任は誰になるのやら・・・ -- 名無しさん (2014-10-01 19 08 55) 出来るならソニアと同じ女性が良いです -- NY (2015-06-27 00 29 28) オレの父さん蠍座なんだよ。父さんの星座は微妙ってことか? -- 名無しさん (2015-06-27 22 00 30) ↑3いや、蠍座は男にして、山羊座の女性黄金聖闘士が見てみたい。そして、水瓶座と魚座が兄弟で、水瓶座が兄で、魚座が弟って感じで。 -- 名無しさん (2015-06-27 22 45 29) 仮に生存していた場合蠍座の聖闘士を続けているのかね。蒼摩あたりを特に気にしながら -- 名無しさん (2015-08-19 16 20 00) 別時間枠(LOS)の蠍座が女性だった件 -- 名無しさん (2016-01-05 19 11 44) テッカマンブレードのDボゥイのように、廃人になったがようやく笑顔を見せ、その車椅子を押す蒼摩…という図が来ると思ってたんだが -- 名無しさん (2016-10-21 01 12 58) ソニアさんに不幸な道を強いたメディアは、断罪されるべきだったんだ…(真顔) -- 名無しさん (2019-02-28 05 18 30) ↑3数合わせの即席黄金だしそれはない。普通の女性として生きるのがいいと思うが。仮に黄金対決でミロやカルディアと対決したらスカーレットニードルに何発耐えられるだろうか。 -- 名無しさん (2019-04-15 02 19 08) セーラー戦士、プリキュア戦士、そして黄金聖闘士と三冠達成。 -- 名無しさん (2021-09-18 21 29 03) 名前 コメント
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登録日:2012/07/07(土) 22 03 31 更新日:2023/01/30 Mon 18 51 56NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 Ω もも神 アクィラ オカン キュアアクィラ ヒロイン フィギュア化 プリキュア プリキュア ←じゃないよ ユナ 女聖闘士 心の掟 聖闘士 聖闘士星矢 雪野五月 青銅聖闘士 青銅聖闘士初の単独項目 風 鷲座 黄金の精神 はばたけ、私の小宇宙よ!いま、この瞬間にすべてをかけて!!! ユナとは、聖闘士星矢Ωに登場するヒロイン。 CV:雪野五月 鷲座(アクィラ)の青銅聖闘士。 順当に考えれば前作に登場した白銀聖闘士・鷲座(イーグル)の魔鈴の後継者だが、聖衣が白銀から青銅に降格し、読み方も変わっている理由は不明。 ただ、2期ブルーレイ冊子の若林豪プロデューサーの発言によると「ペガサスと鷲座の縁」というニュアンスを絡ませたいアイデアはあったとのことで、裏設定的には魔鈴と縁を設ける予定だったのが何らかの事情で没になったと思われる。 (Ωには魔鈴は登場しないどころか話題に挙がることも一切なく、イメージカットも描かれていない。NDや天界編の展開上出せない理由があったのではとの説も根強い。) 普段の私服はワンピースで、聖衣石はチョーカーとして身につけている。 聖衣石のカラーは桃色で、ローズクォーツを意識していると思われる。 小宇宙の属性は『風』。 本人の素質として、星の動きを読んで事件の予兆を感じたり、星座を見ただけで相手の性格を見抜くことも可能。 年齢は13歳で、身長は光牙や龍峰よりも高い。 聖闘士としては優秀なのに対し女子力はかなり低く、洗濯物を乾かそうと風の小宇宙を使ってしまって破ってしまったことも。 戦争が絶えない雪国の出身で、物心ついた頃には家族を失い戦災孤児となっている。 やがて食い詰めてパン屋から盗みを働き、店主に追われている所を色違いのキュアムーンライト、もとい孔雀座の白銀聖闘士パブリーンによって救われる。 彼女の口利きで盗んだパンの損害を購うよう仕事を斡旋され、正当な労働で糧を得る手段を始め「考えて、よりベストな方法を探す」という、人間として重要な生き方を教わった。 一期3〜4クールのOPで「故郷で立つユナの背後に戦車が走り、スカーフを被った女性が行き交う」というカットがあり、1ファンが2chの軍事板で質問したところこの戦車が「旧ソ連戦車 T-62 1972年型」と判明した。 このことにより、出身は旧ソ連地域〜旧ユーゴスラビア付近の比較的ゆるいイスラム教地域出身という裏設定があると思われ、現実でも内戦が発生していたボスニアやチェチェン等が有力視されている。 生まれ持っていた星読みの才能、パブリーンに対する尊敬と憧れ、何より「自分のような寂しい子供をなくす」という願いを叶えるべく聖闘士になることを決意。 パブリーンに師事し、厳しい指導を受けた後、養成機関であるパライストラに入学した。 因みに、この時点で6歳である。 それから世界中を飛び回っていたパブリーンとは音信不通になっていたが、パライストラでは成績優秀な生徒として頭角を発揮。 ただし、女性聖闘士特有の掟で仮面を被ることには強いジレンマを感じていた(その辺り、LCの鶴座のユズリハはかなり頭が柔らかかったと言える)。 掟への反発心を抑える鬱屈した日々を送っており、優等生ではあるものの堅物で融通が利かず、頑なな態度を崩さないようになってしまう。 そうした立ち振る舞いが一部からのやっかみを買いやすいのか、特に旗魚座のスピアには絡まれることが多く、仮面をからかわれ屈辱に打ち震える面も見せた。 しかし、物事をあまり深刻に考えない光牙との出逢い、良き教師になっていた檄のアドバイスを受け、遂に己の殻を破る。 スピアとの名誉を賭けた決闘の中で自ら仮面を外し、劣勢を覆して勝利を収めた。 愛しも殺しもしないわ…私の心の掟ではね 自ら仮面を砕き、スピアに勝利した彼女はこの台詞を言い微笑んだ。 以降、普段から素顔で過ごすように。 それに伴い、表情も穏やかで心優しく、熱さと冷静さを兼ね備えたしっかり者の理知的な優等生へ。 直情的な光牙のストッパー役となっている。 「男なんてバカで能天気で世間知らずでマヌケなだけだし!」 時々、光牙に自分から喧嘩を売って挑発したり、逆に気落ちした光牙に鉄拳で活を入れたりしているが。 聖闘士ファイトでは余裕で準決勝まで勝ち進むが、龍峰との試合中にマルスが行動を開始。 新世代青銅聖闘士の一員として、光牙たちと共にアテナ救出の戦いに身を投じていく。 訓練生である青銅相手ならまだしも、さすがに白銀相手には苦戦することも多く、蠅座のフライに聖衣を脱がされそうになったり、聖衣をペロペロ舐められたりと色々な目に遭う。 そんな旅の中でパブリーンと再会を果たすが……。 アクィラクロス!!! 彼女がまとう鷲座の青銅聖衣は魔鈴が着ていたものとは異なり、上半身はセーラー服似、下半身はレオタードに布のスカートが伸びたような形状をしている。 ファイティングスタイルも足技中心で、しなやかな脚から放つ技はカポエラのように鋭く、バレリーナのように華麗。 【技】 ディバイントルネード 風の小宇宙を爪先に集め、旋風と共にハイキックを繰り出す。 爪先を天に掲げて放つバンクシーンは現役のバレリーナも真っ青な角度を誇る。 ブラストタイフーン 風の小宇宙をカマイタチ状に放つ。発生も早く、敵への牽制によく使用された。 アクィラスピニングプレデーション 全身に風の小宇宙を集め、敵に突撃する突撃技。 この時、聖衣の背中に垂れ下がった襟の後部が翼状に展開、天に舞い上がり急降下する。 アクィラシャイニングブラスト 小宇宙の真髄・セブンセンシズに目覚めたユナの最大奥義。 風の小宇宙を極限にまで高め、光の嵐を敵にぶつける。 ストームトルネード 周囲に竜巻を起こす補助技。蒼摩の火の小宇宙を増幅する際に使われる。 なお、女性聖闘士がレギュラーキャラクターになったのは原作者・車田正美の意向によるものである。 第一期では光と闇の宿命を抱えた物語の中心・光牙、ソニアの因縁持ちだけでなく車田主人公のテンプレをしっかり持った熱血漢の蒼摩と共に第三の主人公という位置づけを見せた。 第二期ではやや控えめだったものの、パラスベルダの決戦では蒼摩とのコンビネーション攻撃を披露。現在、第一の門・アルフヘイムでは再び光牙と蒼摩と組み、瞬と共に直情コンビのフォローに回る。 この度、メガハウスからフィギュアが発売された。 仮面もきっちり作りこまれており、脚が非常に美しい。 魚座のアモールが惚れ惚れするのも納得である。 新章・十二宮編では恒例の聖衣修復イベントを経て、スカートがさらに際どい事になった。 また、第二期・新生聖衣編ではジャミールの本格的な修復を経た後、聖衣石を破って新生聖衣に進化。 柔らかだった頭部やスカート部も鋭くなってより従来の聖衣の質感に近くなっている。 Ω覚醒編のOPのラストカットでは表情の作画があまりよろしくなかったが、龍親子VSレアの話で修正された。 パブリーン…私が仮面を外したのはアテナへの反抗の為じゃない…… 自分の道を貫くことが、アテナの道に通じると信じるから… 与えられた項目ではなく、自分の心の掟に従うことが追記をする為に、修正をする為に必要なことだとわかったから…!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ユナさん男前 -- 名無しさん (2013-11-07 21 44 10) ユナ兄貴・・・ -- 名無しさん (2013-11-09 23 32 02) 13歳であのバディ 大人になったらどうなることやら -- 名無しさん (2013-11-11 22 17 46) 女子力は低くてもヒロイン度は高い。 -- 名無しさん (2013-11-27 21 11 50) 以外とタフ -- 名無しさん (2013-11-27 22 06 41) ストームとトルネードどっちも風じゃん -- 名無しさん (2013-11-28 17 08 41) 公式で推されすぎて叩かれる人 -- 名無しさん (2013-11-28 20 18 28) ロシア圏の出身っぽいよね -- 名無しさん (2013-12-01 11 44 36) 二期は影薄かったけど、最終回エンドカード可愛かった -- 名無しさん (2014-03-30 21 42 49) 最終話はけっこう台詞あって良かった、もう光牙とはカップル手前ですな〜 -- 名無しさん (2014-03-31 00 18 02) 周りも暖か~く見守ってるようですな(笑)(笑) -- 名無しさん (2014-03-31 07 35 12) 1期目立ちすぎたからか2期は出番控えめだったな -- 名無しさん (2015-01-31 02 48 11) 鷲座イーグルは英語で、今作品のオメガからギリシャ語表記のアクイラに変更されたそうですよ。 -- 通りすがり (2016-07-21 12 53 38) 光牙の嫁? -- 名無しさん (2019-05-25 00 01 11) 一期の活躍ぶりはヒロインとしても聖闘士としても最高だったけど、二期では「単なる仲間の聖闘士の一人」って感じに埋没してしまったのが残念。 -- 名無しさん (2021-11-18 00 46 56) 最終回は光牙とエデンが二人旅立つという友情エンドでユナの立場が無かったが、エンドカードは光牙×ユナって感じだったのがギャップだった。 -- 名無しさん (2021-11-18 00 49 44) 名前 コメント
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登録日:2013/08/12(日) 01 44 00 更新日:2024/04/07 Sun 22 15 56NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 パラサイト パラサイトシングルではない 刻衣 刻闘士 寄生虫ではない 新生聖衣編 聖剣 聖闘士星矢 聖闘士星矢Ω 風魔の小次郎 刻闘士(パラサイト)とは『聖闘士星矢Ω』に登場する敵集団。 ○概要 ○階級 ○共通能力 ○1級 ○2級 ○3級 ○4級 ○階級不明 ○黒幕 ○余談 ○概要 愛の女神パラスに仕える闘士であり刻衣(クロノテクター)と呼ばれる防具を纏う。 『新生聖衣編』にて出現。パラスの「アテナに会いたい」という願いを叶えるために障害となる聖闘士(セイント)の殲滅を目論んでいる。 海皇ポセイドン率いる海闘士(マリーナ)や冥王ハーデス率いる冥闘士(スペクター)は元々は人間であったが、彼らもまた人間なのかは不明。 劇中では何かと人間ではないと思わせるような言動をしており、一般人や聖闘士ら"人間"を見下している。 それぞれが特定の武具の使い手であり、4級以外はその武具に付けられた固有名称が肩書になっている。 これまで敵闘士の中にも武器を使う物はいたが聖闘士と同様、少数派で拳の方が主流であった。しかし、刻闘士はこの法則故に全員が武器を所有している。 所属する人物達の名前の由来は海王星や土星の衛星から。 このため北欧神話由来だったりエピソードGで使用済みだったりする名前のキャラが大量出現というちょっとした華悪崇カオス状態。 パラサイトの名称は「寄生生物 (parasite)」の読みではなく、石鉄隕石及び隕石の総称の英語読みの「pallasite」からきている。 ○階級 聖闘士と同様に階級分けされており、上位の物から1級、2級、3級、4級(もしくは雑兵)と呼称される。 殆どの刻衣には胸の部分に数字が刻まれているため、階級の判断がしやすい。 功績しだいで階級を上げる事ができ、上昇志向が強く好戦的な面子が多く同階級でお互いに対抗意識がとても強い。 このように階級分けされていれば上位の者が下級に対して酷い扱いをしそうな物だが、驚く事に部下に対して優しい者が多い。 敗れそうになった3級を見捨てたりせずに助ける2級が多く、中には自分の大切な武器を部下に貸し与えた1級までいる。 ○共通能力 3級以上は共通能力として人間の時間を停止して石化状態にする技が使える。 3級パラサイトが使える「クロノディレイド」という技は有効なのは小宇宙の小さい人間のみであり、基本的に正規の聖闘士には効かない。生まれつきの小宇宙が大きければ一般人にすら効果が無い事も。 上位技である「クロノ・ディストラクション」は効果範囲と威力が上がっており白銀聖闘士の時すらも止め、光牙達は意識を持つだけで精一杯であった。 また、時間ということで度々外伝に姿や名前が登場するクロノスを思い浮かべるファンも少なくなかった。 色々と特徴を挙げてきたが最も挙げるべきは異常にしぶとい点である。 劇中で敗れた刻闘士の大半は必殺技が直撃して大きなダメージを受けても死んでいない者も多く、中には刻衣が砕けても生きている奴までいた。 感情移入のしづらい下級刻闘士が圧倒されまくった末に敗北しても死亡せずに撤退する、という展開が続くのでフラストレーションが溜まる視聴者も多い。 ○1級 パラサイト四天王とも呼ばれる4人の刻闘士。 その実力は黄金聖闘士と互角、もしくはそれ以上だと言われている。 本拠地であるパラスベルダの城では城内へと続く4つの道をそれぞれ守護している。 聖剣と呼ばれる神話の時代に神々が使ったとされる剣を武器にしており、それぞれ原色である赤、青、黄、緑をイメージカラーにしている。 なお、とある回で地面に四天王のものも含まれた無数の聖剣が突き刺さるイメージが出てくるが、これは車田正美先生つながりで『風魔の小次郎』の聖剣戦争編のキーである十聖剣のシーンのオマージュではないか、とされている。 普段は刻衣の上にイメージカラーの胸部装甲と肩当、マントを装着しているがこれは謂わば普段着のような状態で戦闘時になると胸部装甲と肩、マントを外し本来のパーツと額当てを装着する。 彼らが纏う刻衣は無印最終章に登場した、アテナの血を与えられた聖衣の究極形態・神聖衣(ゴッドクロス)や、ヒュプノスらの言葉でその存在が示された神々の鎧・神衣(カムイ)を思わせるものがある。 四天王の刻衣はそれぞれが黄道12星座の内3つに対応しており、待機状態ではそれぞれの星座の特徴を合わせたキメラの形を取り、刻衣の性能はひとつで黄金聖衣三つ分と同等。 聖剣の鞘としての役割も持っているため、聖剣に対応した固有名称を持つ。 ちなみに1級の刻衣は『クルセイドシステムカードゲーム』の公式サイトが初出で、割と早い段階から公開された。 見た目的には敵の幹部というより正義の味方が着ているようなデザインであり、クルセイドで装着時のデザインを見たファンを驚かせた。 パラスを守るべき立場にあるはずだが4人中3人が彼女を見下しており、周辺の警護と世話をタイタン1人に押し付けている状態である。 実は彼らはアテナをおびき出すためにパラスを利用しているだけであり"あの方"と呼ばれる主君・サターンがいる ●天神創世剣のタイタン CV 竹本英史 最初に出現した刻闘士。射手座の星矢の前から降臨したパラスを奪い、以降は従者として常に彼女の傍らに立ち守護している。 星矢シリーズ屈指のロリコン。 ●天地崩滅斬のハイペリオン CV 黒田崇矢 赤い長髪が特徴的な男。四天王の中でも屈指のタカ派であり人間や聖闘士は殲滅すべきと考えている。 だからと言っていきなり自分が出撃する事もなく策を練っていた事から多分脳筋じゃない。 ●武神光臨剣のガリア CV 山崎和佳奈 長い黄色の髪が特徴的な人物。比較的温厚なのかハイぺリオンの言動を諌める事が多い。 アテナやパラスに対してかなり見下した言動が多い。 ●重爆雷斬刃のアイガイオン CV 江川央生 パラサイト随一の智将。その傲慢な知性は人間の可能性を試すと言われている。 聖闘士を始め、人間に対して「面白い」と強い興味を持っている。 そのためか、興味を持った相手が現れると舐めプ気味に戦い相手の力量を見極めようとする癖がある。 一輝と相打ちとなりパラサイト13人目にして1級刻闘士最初の戦死者に。 おまけに「四天王の中で最も小物」呼ばわりされることになってしまった。 ○2級 中位の刻闘士。 聖剣保持者であるパラス及び四天王の補佐役を務める。 実力は黄金闘士相手に正面からでは敵わないものの、逃げに徹すれば無傷で済むというレベルから 黄金聖闘士相手でも互角以上に渡り合える実力の者まで存在する。 ●ウィップ(スネークプラズマ)のディオネ CV 三浦祥朗 貴鬼を倒すためにジャミールへと派遣されるも、彼にスターライトエクスティンクションを放たれ返り討ちに会いそうになったので逃走する。 その後、パラスベルダで自身の武器であるウィップ(電磁鞭)・スネークプラズマを手に聖闘士の前線基地に向かい、貴鬼との決闘に挑む。 が、無抵抗の貴鬼に自分の攻撃が通じず、さらに刻衣の盲点を突かれ指一本で粉々に破壊されてしまう。 逆上した彼は配下の4級の軍勢に貴鬼の抹殺を命じるが、再びスターライトエクスティンクションを受けて部下もろとも星々の彼方へ飛ばされてしまうのだった。 このあんまりな戦果と完敗っぷりだったせいで視聴者から2級最弱の烙印を押されてしまった…… 一応パラサイト10人目にして2級刻闘士の2人目の戦死者。 ちなみに、中の人の三浦氏はOVA聖闘士星矢・冥王ハーデス冥界編およびエリシオン編で氷河を演じていた。 ●サーバント(パーフェクトポーン)のレア CV 高城元気 タイタンの部下。2級最強の男。 長い紫の髪が特徴で、刻闘士では珍しく性格がまともな部類。 上司のタイタンからも実力を評価されている。 光牙がハティを倒しかけた所で登場し流星拳を片手で受け止めた。 右腕に何物をも貫くという神の槍・ゲイボルグを宿し、その威力はオリハルコンの塊をも打ち砕く。 また、パーフェクトポーンという無数のサーバント(操り人形)を武器としており、これを用いた戦法も得意。 ニブルヘイムの門で天秤座の黄金聖闘士となった紫龍のエクスカリバーと互角の勝負を繰り広げるが、パーフェクトポーンを利用した「ゲイボルグ・影の槍」で紫龍を地に平伏させる。 しかし、極限にまで小宇宙を高めて聖衣を脱いだ龍峰にパーフェクトポーンをすべて破壊された後、再び立ち上がった紫龍の廬山昇龍覇を受け死亡した。 パラサイト14人目にして2級刻闘士の5人目の戦死者。 ●チャクラム(スラッシュリーパー)のエウロパ CV 二又一成 目、髪、刻衣の色がそれぞれ右が青、左が赤になっているのが特徴的な超竜神。 胸のマークを「乙」と読んではいけない。 タイタンの指令で動く事が多くあるが、立場上はパラスの側近である模様。 一人称は「ボク」で丁寧な言葉遣いだが敵味方問わず常に道化師のようにふるまい、相手をおちょくるようなおどけた言動が多い。 得物のチャクラムをジャグリングのごとく器用に扱い、星矢の光速拳にもあっさり対応、そして無限回廊を作り出し相手を翻弄するなど、2級刻闘士の中でも指折りの実力を持つことがうかがえる。 他にも昴の正体もしくは過去を知っている素振りや折れた聖剣を回収する、などと妙に不穏な動きを見せる。 実は1級パラサイト以上の力を持っていたがあえて2級の姿で力をセーブしていた。 正体はミラー共々サターン直属の側近で、昴をサターンとして蘇らせるトリガーを引いた後はその真の刻衣と実力を現す。 地上では瞬と交戦、星雲鎖の追跡をなんなくかわし逆に翻弄。 瞬最大の切り札たるネビュラストームを受けても平然としていたが、パラスを欺いたことによる怒りで究極にまで小宇宙を燃え上がらせたタイタンに恐怖、そのままギガンティック・プラネットエンドを受けて消滅した。 中の人つながりで車田先生の『B'tX(ビートエックス)』のジャグラー、そして立ち位置でLCのメフィストフェレスの杳馬を思わせるキャラである。 ●ガントレット(ファントムアーム)のエーギル CV 真殿光昭 ハイぺリオンの配下で彼に対する忠誠心は厚い。 パライストラ攻略戦の指揮を執るも玄武によって妨害され、自身も窮地に追い込まれる。 しかしハイぺリオンから天地崩滅斬を与えられ一転、聖闘士らを圧倒する。 この戦いで玄武の殺害に成功するも聖剣にひびを入れられてしまい、ハイぺリオンの怒りを買った事を悟る。 挽回のために光牙を狙うも返り討ちに会い池ポチャ。 ちなみに当のハイぺリオンは聖剣にひびが入った事を気にしておらず、逆に玄武を倒したエーギルを労っていた。 死亡したかと思われていたが実は命からがら逃げ延びていたものの、城に帰還したときには既にハイペリオンは戦死したあとだった。 鋼鉄聖闘士達の前にあらわれ、天地崩滅斬の破片で刻衣を再生させて彼らと対戦するが邪武に倒される。 ●スタッフ(スカーレットジェイナス)のパラドクス CV ゆかな 龍峰に敗北した黄金聖闘士・双子座のパラドクスの新たな名。 スニオン岬の岩牢に幽閉され、花占いに深けていた所をガリアの武神降臨剣の力で解放されてパラスの軍勢に加わる。 冥闘士が纏った冥衣(サープリス)のごとき黒水晶の色にピンクのハートマークが施された刻衣、そしてスカーレットジェイナスというスタッフ(杖)を得て龍峰の復讐に燃える。 本人もこの刻衣には「最近は金より黒が流行なのぉ♪」とお気に入りの模様。 廬山昇龍覇を指先一つで止めるほどの強さを見せ付けるが、これは黄金時代から既に備わっていたものであり、マルスの十二宮で龍峰と対峙した際はあえて「あなたがあまりにも…かわいいから♪」と手加減していた。 そのヤンデレっぷりと強さにはスカウトしたガリア本人も 「戦場をかき乱すとびきり愉快で危険な玩具」 と称するほど。 戦いの中、彼女は龍峰にかつてマルスの軍勢についた理由も「女神というだけでちやほやされてるアテナが大っ嫌い」とアテナへの憎しみを顕にしていき、クロスロードミラージュで彼に破滅の未来を見せ付ける。 しかし、実の妹である双子座のインテグラの介入により状況は一変。 未来を見る特異な能力故両親から忌み嫌われていた自身の苦しみと憎しみを幼い頃から愛されていた妹にぶつけていく。 やがて、パラドクスはインテグラの小宇宙により強化された龍峰の廬山昇龍覇とインテグラのギャラクシアンエクスプロージョンの前に敗北。 実の妹に「いつかお前からすべてを奪う!!」という呪詛を放ち姿を消した。 そしてヴァナヘイムの道でアテナと黄金聖闘士たちの前に突如現れてアテナの命を狙うが、またもインテグラに阻止され壮絶な戦闘を繰り広げる。 刻闘士になったとはいえ、本気で戦うときは武器を投げ捨てて素手で戦おうとするあたり根は聖闘士である。 インテグラと共に技を放つ姿は、同じ会社のアニメで同じ声優のキャラが使用するマーブルスクリューのよう。 ●クリスタル(ミスティックストーン)のスルト CV 荻野晴朗 アイガイオンの部下。 人間の可能性に興味を持つアイガイオンの為に限界まで追い詰められた人間の力を見定めようとアルフヘイムの道を進む光牙、蒼摩、ユナ、瞬の前に現れた2級刻闘士。 聖闘士を無力化する為に作られたというミスティックストーンと呼ばれる宝石を武器としている。 全ての攻撃を跳ね返す力を持つコスモ・リフレクトを展開させつつ部屋にある水晶に自らの技を反射させ全方位に攻撃を可能とする戦法を駆使する。 光牙達を追い詰めるもコスモ・リフレクトの性質を見抜いた瞬の支持により、光牙に生身でコスモ・リフレクトを突破されミスティックストーンを素手で破壊される。 しかし彼の小宇宙はほとんど消耗していなかったため、武器は失ったがこれから本番だという時に瞬のネビュラストリームを受け死亡する。 パラサイト11人目にして2級刻闘士の3人目の戦死者。 ●デスウォッチの時貞 CV 速水奨 もともとはマルスの配下であり、新十二宮編では水瓶座の黄金聖闘士として立ちふさがった元聖闘士。 時の果てでセブンセンシズに目覚めた栄斗に倒されたが、どうやら生きていたようで2級刻闘士として再登場。 ニブルヘイムの道を進む昴、エデン、栄斗、氷河の前に立ちふさがる。 時計座の聖闘士だった頃から時間を操る戦法を得意としていたため、刻闘士との技の共通点から何か裏設定があるのではと思われていた。 ……が、特にスパイだとかそういうことはなかった。 栄斗に敗れた後、本人曰く「あのお方」に出会い、その場で刻衣を与えられた。 それが現在の聖闘士と刻闘士の戦いが始まったきっかけとなったらしい。 時を操る能力と自身の実力にかなりの自信を持っており、1級のアイガイオンには同格扱いするなと不遜な態度をとっていた。 これまでの刻闘士よりも時間を操る力に長けており、自身に流れる時を止めることによる絶対的な防御とデスウォッチの力をもって昴、エデン、因縁ある栄斗の3人を圧倒する。 この時の時貞はめちゃくちゃ喋る。 などと調子に乗っていると昴の謎の小宇宙による攻撃で傷を負い、直後に現れた氷河と戦闘。 かつては自身も水瓶座の黄金聖闘士だったためか、同じく水瓶座のカミュの弟子である氷河とも因縁めいたものを感じている。 戦いのさなか水瓶座の聖衣を刻衣と比べて「鉄くず」と評してさんざんコケにしたことで氷河の逆鱗に触れてしまい、氷河の絶対零度を超えるオーロラ・エクスキューションとフリージング・コフィンのコンボをくらい、氷の中で死亡した。 パラサイト12人目にして2級刻闘士の4人目の戦死者。 ……と思われるが、氷河は「生きたまま閉じ込めた」と言っていたので、もしかしたら何か機会があれば復活してくるかもしれない。 余談だが時計座・水瓶座・刻衣と異なる3つの鎧を装着して戦闘を行ったことがあるキャラは原作・派生含めて(判明している中では)彼と星矢とシオン(ND)のみである。 ○3級 下級の刻闘士。 新生聖衣を付けた光牙らには圧倒されるも普通の白銀聖闘士までならタイマンで撃破する実力を持つ。 ●モーニングスター(スタークラッシャー)のタルヴォス CV 荒井聡太 タイタンの配下。光牙への刺客として現れた大男。 パラスへの忠誠心を持たず、純粋に世界を破壊して楽しむために刻闘士になった。 光牙が最初に闘った刺客でもあり、初戦で撤退したことを根に持って雪辱を晴らす事に執着、パラスベルダでの3度目の戦いでは重装甲で勝負に挑む。 しかし、龍峰の龍座の盾の援護を受けた光牙のペガサス彗星拳とペガサスローリングクラッシュのコンビネーション攻撃を受け死亡。 パラサイト2人目の戦死者。 ●スピア(ブリューナク)のロゲ CV 三宅淳一 パラサイトビーという毒蜂を1万匹操る能力を持ち、それらを仲間といとおしむ。 聖闘士殲滅のためにパライストラを攻め、蒼摩を圧倒するも光牙の攻撃で撤退。 以降、出番は無かったがパラスベルダで再登場。 新生聖衣を纏った蒼摩と互角に戦い、隙を突いて大ダメージを与え、新生聖衣を中破させる。 負傷した蒼摩を抱えた鋼鉄聖闘士の一向を追い詰めるもケリー達の反撃を受け、蒼摩のライオネットボンバーで死亡。 パラサイト3人目の戦死者。 登場こそかなり早かったが、『新生聖衣編』1クール目に登場した刻闘士の中で唯一OPに出ていない。 ●クロー(マックスブリリアント)のユミル CV 戸塚利絵 ●クロー(マックスブリリアント)のメトネ CV 根本幸多 双子の刻闘士。ユミルが姉でメトネが弟。 貴鬼暗殺のために派遣されるも蒼摩とユナに敗れ撤退。 その事をずっと根に持っていたらしくパラスベルダにて再び蒼摩・ユナと対峙する。 しかしメトネが確実に勝利するためにエウロパから授けられた黒時計『アンチ・リミット』を使用。ユミルの命と小宇宙を吸収してしまう。 愛しあう姉と弟が一つになった事に陶酔し圧倒的な力を振るうもユナに自身の愛と絆を否定され逆上、ユナと必殺技をぶつけ合うが、そこにユナの技を利用した蒼摩の攻撃を受け敗北。 自身に怨みの目を向ける姉の幻影を見ながら炎に焼かれ死亡する。 パラサイト4人目?の戦死者。 ●トリプルロッドのハリメデ CV 宮崎寛務 五老峰を襲撃し、三節棍(トリプルロッド)を武器に龍峰と対決した刻闘士。 人の情や思いやりに否定的で『本当の意味で強くなる為には全てを捨て去り、戦いに集中する環境を作らなければ駄目』という持論を持つ。 反面、勝つためには手段を選ばず、自分より強い相手には情や思いやりを利用し攻め立てる卑怯な手も使うこともある。 パラスベルダでの決戦では、聖衣修復用の銀星砂(スターダストサンド)を運んでいた貴鬼の弟子・アッペンデックスの羅鬼を人質に聖闘士の情報を聞き出そうとするが光牙に阻まれる。 その腹いせと言わんばかりにタイタンから授かった新たな三節棍・ファントムイーターで光牙を追い詰めるが、小馬座の青銅聖衣が発する悲しみの声を受け止め説得した昴のプレアデステンペストを受けて死亡。 パラサイトでは9人目の戦死者であり、3級パラサイト最後の戦死者でもある。 ●ダガーのハティ CV 岡本寛志 日本にて光牙と昴、そして栄斗と戦った刻闘士。 忍者のクナイに似た形状のダガーの使い手で、常に複数懐に忍ばせている。 非常に用心深い性格で、十分に勝てると判断した戦いしかしない。 出世欲が強く自分が劣勢になると慌てる小物だが実力は意外と高く、光牙と昴、栄斗を同時に相手にしても圧倒する強さを持つ。 非常に高い聴力を持ち、相手の心拍や筋肉の動きを聞く事で動きを先読みする事が出来る。 光牙との二度目の戦いでは攻撃を同じ場所に集中する事で今まで無傷だった新生聖衣にダガーを貫通させた。 昴にとっては親友である鋼鉄聖闘士・エルナの命を奪った仇敵でもある。 パライストラ襲撃時には星矢とアテナ降臨に際しあっさり平伏して撤退。 そしてパラスベルダではタイタンの命を受けテーベと共に自警団のアジトを攻めるが、小馬座のケレリスの出現により壊滅を阻まれる。 二度目の襲撃では昴の鋼鉄聖衣を完全に破壊するものの、ケレリス捨て身のスーパーノヴァ・エクスプロージョン・マキシマムを受けて爆死。 結局、出世の夢は叶わずパラサイト6人目の戦死者となってしまった。合掌… ●ハンマー(デーモンズ・インパクト)のテーベ CV 沼田祐介 小物すぎる言動が特徴の小男。 かなり雑魚くさいデザインだが、盾座のエネアドの防御力を上回る攻撃力を持つ。 「情けない奴」が大嫌いで、死んでいったアリア達への想いを捨てないエデンを嫌っており、土下座させようとするがあっさり返り討ちにされてしまう。 その後、パライストラの襲撃に参加するも玄武によって返り討ちに合った。 パラスベルダでの戦いでも登場し、エデンら青銅と戦うも最後は自身が召喚した隕石をエデンに砕かれ、落ちてきた隕石の破片に吹き飛ばされて死亡。 パラサイト5人目の戦死者。 ●デスサイス(ソウルキラー)のキュレーネ CV 私市淳 ●デスサイス(ソウルキラー)のグレイプ CV 松原大典 タイタンの配下である双子。キュレーネが兄でグレイプが弟。 「パラサイト最強の双子」を名乗る。 常に2人で行動するもお互いの中に信頼などはなく、2級昇格を巡って対立している。 パラスベルダでは地下水道で光牙らを迎え撃つが、ケレリスの遺志を継ぎ小馬座の青銅聖闘士となった昴のスーパーノヴァ・エクスプロージョンを受けて2人もろとも戦死。 パラサイト7人目&8人目の戦死者。 なお、キュレーネ役の私市氏はOVA星矢・冥王ハーデス十二宮編で地妖星・パピヨンのミューを演じていた。 ●クラブ(インパルス・メイス)のエデン スパイとしてパラサイトとなったオリオン座のエデン。 ○4級 雑兵とも呼ばれる最下級に刻闘士達。 専用の武器を持たず、青銅以下かつ一般の鋼鉄聖闘士とほぼ同じ能力しかない。 3級に近い実力を持った者もそれなりの数が存在し、パラスの城門の守護を任されている。 数が非常に多い。 新OPでは羽らしきものが生えており、それが4級刻闘士の本来の姿と思われる。 ○階級不明 ●階級不明刻闘士のミラー CV うえだゆうじ 自らの階級に興味を持たない謎の刻闘士。 今まで四天王の召集にも応じなかったが、パラスベルダの戦いの風に誘われ、ふらりと現れた。 常に飄々とした態度を取っているが、闘いをゲームとして楽しんでいる。 刻衣を纏わないのも生と死の緊張感をも楽しむ為とのこと。 その実力はタイタンも認めており、彼をして 「奴が動けば、少なからず戦況が動くだろう。奴はそれだけの力を持っている男だ」 と言わしめるほど。 錬金術の名を冠する聖衣破壊用ガントレット・アルケミーグローブを右腕に装着し、聖闘士を狩りながら聖衣石(クロストーン)をコレクションするのが楽しみだった。 本編では昴の兜と右肩部、光牙の右肩部、龍峰の龍座の盾、栄斗の脚部と右腕部を除くすべてと、レギュラー陣の聖衣の部位をことごとく破壊した。 その後、パラスの居城の目前にまで迫った光牙達の前に再び出現。 2級の刻衣を身に纏い、青白き炎の壁『ファイヤーウォール』で行く手を阻み彼らに交戦を強要するも一輝が赤き炎と共に参戦。 鳳凰座の聖衣に興味を持ち、攻撃をしかけるも聖衣破壊が通じず、逆に鳳凰幻魔拳と鳳翼天翔の餌食となる。 今まで集めた聖衣石を奪い返され、楽しみを奪われた事に激怒して本気を出そうとするもエウロパの制止を受け撤退する。 また本気を出そうとする際、武器であるアルケミーグローブを外して戦おうとしたことから本来の武器は別にあるものと思われていたが、実際の地位はエウロパともどもサターンの直属でありそれ用の刻衣がある。 地上では氷河と交戦し、速さと速さのぶつかり合いの中、左掌を氷河の胸部に叩き付ける。 しかし、マイナス273度の凍気で足を封じられただけでなく刻衣までも粉々砕かれ、ダイヤモンドダストを受けて呆気なく敗北した。 ○黒幕 ●刻の神サターン CV 水島裕 前述のように刻闘士のトップは1級だが、第二期前半OPには彼ら以上の存在と思われる男のシルエットが写っていた。 また、後半OPでは昴の足元にそのシルエットが浮かび、光牙と激突するシーンで否応なしに第二期のラスボスになるのではないかと予想されていた。 案の定、昴はサターンが自分の記憶を封じて作っていたかりそめの人格だった。 挙げ句「昴の姿で人間を観察してきたけどやっぱ人間は愚かだから滅ぼす」と言い出して光牙達を唖然とさせる。 第一期のマルス戦の時期から既に暗躍しており、十二宮戦最中に「時を超越した空間」で倒れていた時貞と接触して彼を配下に引き入れた。 フェニックス一輝が彼を追っていたが姿を消しており、その頃に昴になっていたようである。 昴になった後は記憶喪失の少年として鋼鉄聖闘士の養成所に転がり込んでいた。 その間サターンの本来の人格は休眠に近い状態にあり「昴」としては自分が神である自覚もないものの、意識下の本人格が作用したと思しき言動行動をしている。 話が進むにつれて本来の神格の片鱗が漏れてくるようになり、エウロパがウロボロスを使って集めた城戸沙織とパラスの力を注ぎ込まれて本来の姿となった。 パラスに貸していた剣「永劫輪舞」は元々彼のものであり、四天王の聖剣もその一部だったようで全てが融合すると鎌状の「真・永劫輪舞」となる。 パラスの刻衣を作ってあげたり自分の聖剣を貸したりと妙にまめな割に四天王にも自分の所在を伝達しておらず、昴の姿で刻闘士達を始末しているなど部下達にとって非常に迷惑きわまるラスボスである。 挙げ句四天王のうち2人はほぼ彼に葬られたようなものである。 それ故にタイタンからも愛想をつかされお前呼ばわりされる程。 人間を歯牙にもかけないか虫ケラ程度にしか思わなかった結果足元を掬われたこれまでのボス格の神と異なり、入念に計画を練り人間を観察しその力を認めた上で全力で潰しに掛かるという、よくよく考えれば戦う上で当然のことを初めて実行した神である。が、それゆえに聖闘士達はどうあがいても勝てない絶望的な戦いを強いられることとなった。 不死の肉体に加えて二人の女神から吸い取った力をもプラスした無限の力を持ち、ダメージを受けても瞬時に回復し、射手座の星矢を退け最後に残った6人の青銅聖闘士も聖衣を粉々にされて打つ手無しの状態にまで追い詰める。 しかし昴でいたときの記憶や人格が影響して人間を滅ぼすことに躊躇が生まれ、最大奥義を繰り出しながらも今一歩のところで止めを刺しそこねてしまう。 沙織や全聖闘士の小宇宙を結集させられ、最強フォームの聖衣をまとった光牙が全力でかかっても倒しきれなかったが、その戦いに高揚感を感じた喜びと人間の絆の美しさを認めて改心、地球を滅ぼすのはやめることにして宇宙の彼方に去っていった。 由来はローマ神話の農耕神サトゥルヌス(サターン)から。 サターンはギリシア神話においては農耕神クロノスに相当する立ち位置となっており、漫画版の世界観である『聖闘士星矢 エピソードG』に登場するクロノスとはパラレルな関係となる(分身のような存在という説もある)。 何の因果か、エピソードGにおいてクロノスがアテナ抹殺の為にサガに授けた黄金の短剣は、Ωでは星矢がサターンに対する切り札として使用している。 名前をサターンにしたのは、エピソードGとの差別化のため、そして現在週刊少年チャンピオンで不定期連載中の『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』に同名の時間神クロノスが登場しているための措置だと思われる。 なお、農耕神と時間神はフィクションでも現実でもよく混同され、刻の神というのは本来ならエピソードGのクロノスやΩのサターンではなくNDのクロノスのことを指している。 もしくは、星矢世界では特に両者の区別はしていない可能性もある。 ○余談 刻衣のモチーフ 88星座に認定されていない過去の星座ではないか?とする説がある。 派閥 刻闘士には派閥があり、それぞれが四天王の誰かの配下である。 という設定であるが明言されたエーギルとタルヴォス、直接命令を受けたキュレーネを除くと誰が誰の配下であるか明確な描写が無い。 刻衣の色で判断出来る、という情報があるが、赤なんだか青なんだか分からないエウロパがタイタンの命令で動いているので信憑性が弱い。 『風魔の小次郎』要素 上述の通り、パラサイト四天王が使用する聖剣は演出や名前に同じ車田作品の『風魔の小次郎』を思わせる要素が入っているのが特徴。 また、昴のデザインは聖衣を纏っていると分かりにくいが『風魔の小次郎』の主人公である小次郎に非常に酷似している。 刻闘士と昴の関係を考えると意図的に狙ったデザインと考えても不思議ではないだろう。 追記・修正はクロノディレイドを破った強い小宇宙を持つ者がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おお、なかなかしっかりとした項目じゃないか -- 名無しさん (2013-08-12 03 21 20) 素晴らしい項目だ よく外伝に出るクロノスも関係あったりして -- 名無しさん (2013-08-12 06 36 08) 新規作成乙、凄く分かり易い。コイツらの武器のネーミングセンスは突き抜けてて好きだ -- 名無しさん (2013-08-12 07 11 19) 雑誌とかで一級の鎧姿既に出てんのか、てかコイツら何か違うんだよな黄金下級レベルの二級はやたら態度デカイし一級は一級で自分の獲物が傷物にされても起こりもしないし普通起これよと、中々死なないから鬱憤貯まるんだよ -- 名無しさん (2013-08-12 07 50 45) ハイペリオンVS紫龍(天秤座)は絶対あるだろうなぁ。玄武の仇討ちだし、彼が聖剣につけたヒビが勝利の決め手になると予想 -- 名無しさん (2013-08-12 21 53 49) 「エピGと被ってる」ってのはヒュペリオン=ハイペリオンのことだよな多分 -- 名無しさん (2013-08-12 22 18 51) アイガイオンは龍峰に倒されて欲しい(ガンダムAGEの時のリベンジだ!) -- 名無しさん (2013-08-13 14 48 23) 四天王の刻衣はクルセイド?かなんかでもう出てた -- 名無しさん (2013-08-13 16 12 54) 今更だがアゴガイオンの重爆雷斬刃に傷を付けたのは誰なんだろうか -- 名無しさん (2013-08-14 15 57 18) 黒幕タイタンじゃね? -- 名無しさん (2013-08-18 13 16 25) やたらしぶといけど馬鹿みたいなノリとか懐かしいから好き -- 名無しさん (2013-09-18 02 09 20) エウロパの「可愛そうに」はギャグなの? -- 名無しさん (2013-09-26 20 56 02) ハティの辞世の句「出世の夢が―――――ッ!!!」はギャグととらえていいと思うw -- 名無しさん (2013-09-26 21 02 25) ペガサスローリングクラッシュでやられたタルヴォスと自分の技で死んだテーぺもギャグだとry) -- 名無しさん (2013-09-26 21 09 12) 毎回更新してるひとがいるな、お疲れさん -- 名無しさん (2013-10-06 11 13 06) ミラーやたら強いな、と思ってたがよくよく考えると兄さんの噛ませになる為だけの存在だったんだな 聖衣破壊とかまさにうってつけ過ぎだわ -- 名無しさん (2013-10-14 02 53 43) オープニング変わって早々四天王がクーデター起こすっぽい -- 名無しさん (2013-11-03 20 22 01) 時貞がOPにいなかったか? -- 名無しさん (2013-11-03 20 23 31) 4つの道に誰が待ち構えているのか丸わかりすぎるwwww -- 名無しさん (2013-11-03 22 35 16) ↑2 居ますね、あんだけ時、時連呼してたんだから実は間者だったのかね -- 名無しさん (2013-11-03 23 58 30) 山羊は性欲が強い。それが股間にということは… -- 名無しさん (2013-11-04 00 29 14) 3級は小物が多かったが2級以上は粒が多いな。何だかんだで層が厚い -- 名無しさん (2013-11-09 22 17 18) ちょっと新しく二級の二人と、あと改行をちょっと増やしてほかを少し加筆。見にくければ変えてくれ -- 名無しさん (2013-11-10 19 17 54) そういえば顎知将は兄さんと殺り合ってるから同じ技は二度通じない理論で負けんのかな? -- 名無しさん (2013-11-10 22 43 31) 四天王の刻衣のオブジェがついに出たな -- 名無しさん (2013-11-24 15 56 30) 二級のかませ化が深刻な状態に… -- 名無しさん (2013-11-24 17 46 33) レアが予想以上にカッコ良かった件 -- 名無しさん (2013-12-18 02 23 46) エウロパがヤバい -- 名無しさん (2014-02-23 21 49 11) エウロパの正体が分かったけど声と立ち位置のせいでヒュプノスが脳裏を横切るw -- 名無しさん (2014-03-03 13 09 51) エーギル生存 -- 名無しさん (2014-03-03 21 54 01) ハティ「あ、足が!足が!手がボロボロボローッ!!なんじゃこりゃー!!ボクの顔おおおお!!ボクの身体ああああ!!助けてくれええええ!!!ボクの出世はどうなるんだああああああ!!!」 -- 名無しさん (2014-03-09 19 37 21) 刻闘士の「パラサイト」と言う読みて「パラス・サイト(の陣営)」の意味とパラスに寄生(パラサイト)する皮肉を込めた仮初の名前としたら本来の読みてどんなもんだろう? -- 名無しさん (2014-03-21 15 48 28) サターン、強さだけなら聖闘士シリーズ最強の敵かも -- 名無しさん (2014-03-30 09 23 54) 最初は時の神なのにサターン(農耕神クロノス)ってどう言うことだよって思ったけど、NDとギガントマキアで両方出てるから仕方がない事なのかな。でも最終回まで見て好きなキャラになった。 -- 名無しさん (2014-03-31 07 57 21) 良いキャラだと思う、エピソードGのクロノスも、Ωのサターンも -- 名無しさん (2014-03-31 09 31 01) サターンはまさに神話に出てくる神って感じの性格で好き。星矢の神では珍しいタイプだと思うけど -- 名無しさん (2014-08-08 07 03 03) FU・JI・MI!! -- 名無しさん (2015-01-12 13 28 54) 刻闘士の「パラサイト」と言う読みて、意味の接合性あるんだけど誤解生みやすくて何か損している気がする。「ミーティアン」とか「ブレイド」とか。 -- 名無しさん (2015-02-17 20 35 31) サタン降臨!! -- 名無しさん (2015-02-18 12 50 23) 派生含めるなら、☆ -- 名無しさん (2015-03-16 20 31 42) 派生含めるなら、星矢もオーディンローブと天馬座、射手座を装着してるよね。 -- 名無しさん (2015-03-16 20 33 03) Ω二期はなかなか良かったな。タイタンやサターンがなかなか良いキャラだった -- 名無しさん (2018-02-06 10 06 03) ボスの中で健在なまま和解したのは彼が初めてじゃなかったかな?(サガ=改心後自決、ポセイドン=改心せぬまま封印、ハーデス=改心しないまま杖に貫かれる)あ、ヒルダ様がいたか……。でもあれは洗脳されただけだからなぁ -- 名無しさん (2020-02-18 13 20 58) 名前 コメント
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登録日:2013/12/31 (火) 21 48 37 更新日:2024/05/03 Fri 13 40 47NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Ω覚醒編 タイタン ロリコン ヴァナヘイム 一級 一級ロリコン 一級刻闘士 乙女座 冷酷 刻闘士 双子座 四天王 天地創生剣 射手座 新生聖衣編 武人 残忍なイケメン 漢 真のパラサイト 竹本英史 緑 聖剣 聖闘士星矢 聖闘士星矢Ω アテナの聖闘士は随分優しいのですね…… しかしその甘さが、我々パラサイトとの迫りくる戦いを止める手立てを失わせました 聖闘士星矢Ω二期に登場するキャラクター。 CV 竹本英史 愛の女神パラスに仕える刻闘士(パラサイト)の1人。 最上位戦士である一級パラサイトであり、パラサイト四天王の一角として数えられている。 かつて神々が使用したという聖剣の内の一本天神創世剣を固有の武器にしており天神創世剣のタイタンと名乗っている。 最も最初に姿を現した刻闘士。射手座の星矢の前に突如現れ、降臨したパラスを奪い去った。 以降は拠点であるパラスベルダの居城で従者としてパラスの傍らに立ち、守護している。 パラスがアテナに会いたいと駄々をこねる度にご機嫌を取るため四苦八苦する事が多く、他の四天王からパラスの世話で苦労している事を笑われており、それだけでも大変なのに刻闘士全体の指揮官も兼任している。 他の四天王が戦略に全然助けを出してくれないので全軍への指示や軍の采配は全てタイタンが担当している。その内過労死するんじゃないかしら。 星矢とは何かと因縁めいた接触が多く、タイタン自身も「自分と対等に戦えるのは星矢のみ」と強く意識している。 【人物】 容姿は緑の髪と精悍な顔立ちが特徴の青年。 不意打ちとは言え、武器を使わず無手で星矢にダメージを与えるなど実力は非常に高い。 常に敬語で冷酷さを感じさせる言動をしており、星矢に対してパラスを殺さなかった事を批難するなど本当に彼女を守護する立場なのか疑わしく見えるほどに物事に対して冷淡。 実はパラス以外に真の主と呼ぶべき刻の神サターンがおり、パラスはそのサターンを復活させるための駒であった。しかし世話をこなす内にパラスに情が移ってしまい、捨て駒である彼女に対して心を傾けるようになってしまった。 その結果、パラスに対して優しい笑顔を見せ、パラスと光牙達が接触した際には激しく怒るなど最初の冷酷なイメージが完全に吹き飛んでいる。 その様は本来の彼を知る者たちからも分かるほどの変容であるらしく、特にハイぺリオンから度々心配されていたがガリアが「自分達はパラスの部下ではない」ことをネタばらしした時点で彼も意を決する。 神の運命(さだめ)に従うだけだった私に 貴女は温もりを灯し、喜びを与えてくれました。 貴女は紛れもなく、愛の女神……!!! たとえこの身に天罰が下ることになろうとも 世界中のすべてを敵に回すことになろうとも 私が、貴女を守り抜く…… それが貴女への、愛の証……!!! …と、アテナとほぼ同じ背丈に成長したパラスの涙をぬぐい、真の主を裏切るだけでなく愛の告白までしてしまった。 さらにハービンジャーとの対戦では当初見下していた彼の戦いぶりであっさり前言撤回して評価。 星矢との対戦ではお互い仕える女神に私情持ちな面で妙なシンパシーを感じ、殴り合いの末に実質和解。 挙げ句城戸沙織にも「パラスの幸せの助けになってくださいませんか」と仲を後押しされてほぼ味方に寝返ってしまう。 一級刻闘士…グレートソード・天神…… いや、今更神に授かった聖剣など 今の私には必要ない。 我こそ…… 女神パラスの守護者。 真の刻闘士……タイタン!!! かつての主だったサターンにも敵対してボコボコにされるものの、アンドロメダ瞬に深手を負わされたエウロパに怒りのギガンティック・プラネットエンドを叩き込んで止めを刺す。 戦いが終わった後は晴れて両思いとなったパラスとともに、ひっそりと去って行った。 【天神創世剣】 神がこの世界を創造した時に使用した畏怖された聖剣。 刀身は真っ直ぐで柄の四方を固めるように4つの緑色の水晶がはめられている。 聖剣故に非常に硬度が高く射手座の矢を受けても傷一つ着かない。 刀身から放つ光で相手の動きを止める事が可能であり、一度光を浴びれば第7感覚に覚醒している光牙たちですらまともに動けなくなる。 この世界を天と地に乖離させたと伝える程の聖剣随一の切れ味を誇る。元ネタから考えたらたぶんコレレベルの代物か。 【創世刻衣(ジェネシステクター)】 タイタンの刻衣。天神創世剣の鞘の役割も持つ。 一級の刻衣はそれぞれ12星座の内3つを象っており、創世刻衣は「射手座」「双子座」「乙女座」に対応している。 装甲の色は薄い緑がかった白。オブジェ形態では体が女性の双子になった射手座の姿となっている。 装着時のデザインは背中に翼を携えたヒロイックな鎧。各部に各星座の意匠が施されている。 それぞれ肩は双子座、腰は乙女座、背中には射手座の翼が生えている。 原作でも人気の星座の聖衣を組み合わせたようなデザインに天神創世剣が合わさっているためか、あまり敵っぽくない外見となっている。 【技】 ギガントインパクト 敵に右拳を放ち小宇宙を爆発させて吹き飛ばす。 サテライトクラッシャー 両の拳に小宇宙を集め恒星にも似た光球弾を放つ。 ギガンティック・プラネットエンド タイタン究極最大の奥義。 全小宇宙を天空に収束させて巨大な質量を持つ隕石にも似た光球弾を生成。 放たれたその威力は星をも打ち砕くほどだが、本気を出した星矢のコズミックスターアローで打ち貫かれてしまう。 第95話ではパラスに従う一方でサターン復活のため暗躍していたエウロパにゼロ距離で放ち、怒りの引導を渡した。 【備考】 劇中の行動から視聴者からは「ロリコン」「苦労人」「育児に追われるお父さん」「ストレス加速中」などと言われ面白半分で親しまれていた。 が、四天王が本格的にパラスを使い捨てる算段を立て始めた際に唯一パラスの事を考えていた事からガリアが「さすがは愛の女神パラス、タイタンの心をも奪ったか」と発言。 これによって曖昧だった疑惑が確信へと変わり、名実共にロリコンと認定される事になってしまった。 フッ、不屈の闘志…見事!!! だが、我が項目の前では、書き直すことなどできぬ!!! 星ほどもあるこのタイタンの項目を、修正しきれるかな!?wiki篭りよ!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 同僚達から白い目でロリコン扱いされてる様に笑いがw でもパラス共々死なないでほしいという妙な愛着が湧いてくるなぁ・・・何気に歴とした「星矢のライバル」は初めてだし今後の激突に期待 -- 名無しさん (2013-12-31 22 22 01) 勝ち組黄金三つ分の力をもつ超勝ち組ロリコン。 -- 名無し (2013-12-31 22 44 45) 3つ共強キャラが使用してた聖衣だけあってこの人だけは破格の扱い受けそうだ -- 名無しさん (2014-01-02 01 45 55) ↑2エデンもロリコンだ。 -- 名無しさん (2014-01-03 09 03 36) ウラヌス、シン、ラー、タイタン、スフィンクス、行くぞ! 六神がったぁぁぁいっ! -- 名無しさん (2014-01-03 09 15 46) タイタンさん、とうとうパラスに愛と忠誠を誓ってしまった…… -- 名無しさん (2014-01-05 08 23 09) ↑3 エデンはロリコンじゃないぞ。シスコンなだけ・・・だと思う、きっと、たぶん、だといいなぁ -- 名無しさん (2014-01-05 08 57 29) もうロリコンなんて呼ばせない! -- 名無しさん (2014-01-05 09 30 09) 天神創世剣「……解せぬ」 -- 名無しさん (2014-02-09 07 49 48) いて座の翼って車田のオリジナルだよな(B’tXでも麒麟に翼つけてたっけ)wそこだけ取ってこられても元の星座の要素0な気が・・・w -- 名無しさん (2014-02-09 10 06 07) 「私の相手はお前のみだ、射手座の星矢!」とやたら星矢押ししてくるな、役目(女神の護衛・最も忠実な実力者)が似てるし、最近ハブられ気味だから友達でもほしいの(笑) -- 名無しさん (2014-02-09 11 03 05) 刻衣完全披露よりも先に聖剣破壊されたことでますます星矢とのタイマンガチバトルを期待してまう・・ -- 名無しさん (2014-02-09 22 25 32) 創世刻衣のモチーフが双子、射手、乙女の時点で弱い訳が無い! -- 名無しさん (2014-02-09 23 07 02) あのお方にもらった剣捨ててパラス様守ったのはよかったな。パラス様守る必要なさそうだけど。 -- 名無しさん (2014-02-11 21 59 33) 天神創世剣の能力て重爆雷斬刃以外の聖剣と差別化されてないな -- 名無しさん (2014-02-11 22 19 33) ↑4するよ、確か再来週で -- 名無しさん (2014-02-12 00 27 19) 遂にライバル一騎打ち・・・盛り上がり感凄い -- 名無しさん (2014-02-16 07 03 28) エルフマン「アンタ漢だ!!」 -- 名無しさん (2014-02-27 13 31 17) 考えたら星矢と愛する女性のことで真っ向会話したのこの人ぐらいか。近い存在はいたけど。 -- 名無しさん (2014-02-27 14 24 05) 星矢タイタン戦はすごく熱かった -- 名無しさん (2014-03-05 04 52 58) 最終回まで無事生存とは思わなかった。パラスと末長く爆発してほしい -- 名無しさん (2014-03-30 10 17 08) ↑2光牙はサターンともお互いに生命を奪わない形で結着付けたからね。上司のアテナもパラスが和解しなきゃ示しがつかないし、和解するならタイタン殺しちゃ駄目だからな -- 名無しさん (2014-03-30 11 02 53) ハーデス編で言うとパラス共々パンドラのポジション(パンドラは最後一輝の目の前で死ぬけど)だよね。で、残りの四天王が冥界三巨頭、エウロパ&ミラーがヒュプノス&タナトス。ま、エウロパ&ミラーだとヒュプノス&タナトスの足元にも及ばないけど -- 名無しさん (2014-04-02 18 29 44) ギガンティック・プラネットエンドがガイアフォースに見える -- 名無しさん (2014-04-02 18 32 47) ロリコンを怒らせると怖い法則 -- 名無しさん (2014-07-17 23 46 15) そういや星矢ワールドのロリコンにはシジフォスという重鎮がいたな。まぁ愛の告白してる時点でこっちのが重症だけど -- 名無しさん (2014-10-21 19 13 03) お主こそ、真の愛の戦士よ -- 名無しさん (2015-01-12 13 31 43) 冷酷無慈悲の孤高の戦士に、初めて護るべき大事な人ができた -- 名無しさん (2015-02-04 19 43 36) 星矢と似た者同士 -- 名無しさん (2015-02-05 13 04 24) エウロパにトドメを刺すシーンはホントスッキリした -- 名無しさん (2015-02-06 09 48 00) トリン「ブレイブだ!」 -- 名無しさん (2015-06-12 12 02 43) 絶対怒らせたくないタイプ。現に怒らせたバカ(エウロパ)は一撃で跡形もなく消し飛ばされたし -- 名無しさん (2016-01-11 06 27 46) ↑他の漫画やアニメだと幽白の蔵馬だな。奴の逆鱗に触れた相手もえげつない最期迎えてるし -- 名無しさん (2018-11-13 08 25 19) 名前 コメント
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聖闘士星矢Ω(セイントセイヤオメガ)の第1話 ギリシャ。 古代遺跡を思わせる神殿で、幼い赤ん坊がたどたどしい足取りで歩いている。 赤ん坊を見守る、城戸沙織。 前作『聖闘士星矢』でも登場した、闘いの女神アテナの化身である。 赤ん坊がつまづいて転び、泣き出す。 沙織は手を差し伸べないが、優しい笑顔で見守る。 やがて赤ん坊が泣きやみ、自力で立ち上がろうとする。 そのとき── 突如として、空が真っ赤に染まる。 沙織がとっさに、赤ん坊を抱きあげる。 声「アテナよ! 迎えに来たぞ」 強烈な衝撃が放たれ、沙織が吹き飛ばされる。 そのとき、黄金の閃光とともに飛来した者が、その衝撃を食い止める。 前作『聖闘士星矢』の主人公、星矢。 女神アテナを守る戦士・聖闘士(セイント)の1人、現在ではその最高位である黄金聖闘士(ゴールドセイント)の1人。 沙織「ありがとう、星矢!」 声「さすがは黄金聖闘士、フハハハハ!」 声の主が姿を現す。 火星の守護者にして闘いの神、マルス。 マルス「待っていたぞ、ペガサスの星矢!」 星矢「俺もだ」 睨み合いの末、均衡を崩すように星矢が突進する。 拳と蹴りを繰り出すが、マルスには通じない。 星矢の繰り出す拳を、マルスが堅く受け止める。 マルス「どうした? この程度の小宇宙(コスモ)では、我が銀河衣(ギャラクシー)に触れることなど、できぬぞ!」 星矢「お前の力は、俺は止める!」 マルス「いいぞ、星矢! もっと燃やせ、小宇宙を! ヌーベル・シドゥス・グングニル!!」 星矢「ペガサス流星拳──っ!!」 この世に邪悪が蔓延るとき必ず現れる希望の戦士。星座の聖衣(クロス)を纏い、己の肉体に秘められたエネルギー・小宇宙を爆発させて戦う。彼らこそ、地上の愛と平和を守る戦士──聖闘士! 星矢が救った命!甦れ聖闘士伝説! 十数年後── とある孤島で、激しい戦闘訓練が行われている。 訓練を受けているのは、主人公の光牙(コウガ)。 冒頭の赤ん坊が成長した姿である。 そして光牙に訓練を施しているのは、前作『聖闘士星矢』でも活躍した仮面の女聖闘士、シャイナ。 光牙「痛ぇ…… 手加減してくれよ。なんで、こんな訓練、いつまでも続けんだよ?」 シャイナ「聖闘士になるためだ!」 シャイナの激しい攻撃が光牙に決まる。 光牙「くッ……」 シャイナ「どうした? もうネンネかい?」 光牙「俺は…… 聖闘士になんか、ならねぇよ!」 有無も言わず、さらにシャイナの攻撃が決まり、光牙は痛烈に岩盤に叩きつけられる。 シャイナ「本当にお前は逆らってばかりだな、光牙。その名の通り、何にでも牙をむく。男なら黙って耐えろ」 光牙「男は反抗してこそ男だ! 俺は自分の力で道を開く!」 シャイナ「フン! まったく、聖闘士になる力を身につけもできずに、口だけは生意気に育っちまったな。その言葉が口先だけじゃないって、証明してみせな!」 島内の邸宅で、沙織がベッドに就いている。 その胸には、宝石のついたペンダントが下げられている。 執事の辰巳徳丸が、水と薬を運んでくる。 辰巳「お嬢様……」 シャイナの指示で、光牙が岩盤に拳を叩きつける。 光牙「痛ぇ~! 無理無理、できるわけねぇ!」 シャイナ「光牙……」 光牙「なんだよ?」 シャイナ「お前は、小宇宙を感じたことがあるのか?」 光牙「コスモぉ? ねぇよ、そんなもん」 シャイナ「小宇宙を感じれば、その程度の岩、軽く砕けるはずだ」 光牙「……フン」 シャイナ「何度も言ったろ? 石は原子でできている。我々の体も原子でできている。夜空に輝くあの星々も。この大宇宙にあるもの、すべてが原子でできあがっているんだ」 光牙「……」 シャイナ「宇宙は137億年前に、一つの塊からビッグバンによって誕生した。言わばお前の肉体も、ビッグバンによって生じた小さな宇宙の一つ……」 光牙が思わず、自分の体を見つめる。 シャイナ「いいかい? 破壊の根本は、原子を砕くということだ。その体の中の宇宙、小宇宙を爆発させろ! それが原子を砕く力となる」 光牙とシャイナの特訓は、夜が明けても続く。 シャイナ「光牙、小宇宙を燃やせ! 迷い、怒り、憎しみ、余計な感情に惑わされるな! 精神を集中させるんだ!」 光牙「……」 シャイナ「このままでは、お前は聖闘士としての力を永遠に発揮できない! お前は自分もアテナも、守ることはできない!」 光牙「アテナなんて、どこにいんだよ!? ギリシア神話の中だけだろ!?」 シャイナ「それだけじゃない。お前は、あの星矢が守った命なんだ」 光牙「だから、誰なんだよ、そいつは?」 シャイナ「……」 光牙「何も教えてもらえずに、ただ聖闘士とやらになれと言われてもさぁ。いっそ、赤ん坊のとき死んでりゃ良かったぜ。こんなことやらされずに済んだんだからなぁ! 俺を助けて死ぬなんて、星矢って奴は大馬鹿野郎だぜ」 シャイナ「!? ……星矢を悪く言うなぁぁっ!!」 シャイナが激昂して、拳を振るう。 光牙が反射的に拳を繰り出し、その拳がシャイナの顔をかすめ、背後の岩盤を大きく砕く。 光牙が我に返り、シャイナの態度と、思わぬ自分の力に呆然とする。 光牙「……ごめん。俺…… きょ、今日はもういいだろ……」 光牙が逃げるように駆け去る。 シャイナ「あの子は、紛れもなくすごい小宇宙を秘めている。だが……」 光牙が草原を行き、草むらの中に咲いている花に気づく。 光牙「沙織さん、いる?」 光牙が沙織の部屋を尋ねる。 部屋には誰もいない。 背後から辰巳が現れる。 辰巳「何をしておる!」 光牙「爺!?」 辰巳「お嬢様の部屋に勝手に入りよって! 何を……」 沙織「辰巳!」 いつの間にか辰巳の後ろに、沙織が立っている。 辰巳「お、お嬢様!?」 沙織「ふふ。……あら?」 光牙が花を手にしているのに、沙織が気づく。 光牙「あ、これ? 沙織さんにと思って…… ほら、爺! ちゃんと生けとけよ!」 辰巳「何じゃ、その態度は!?」 光牙「じゃ!」 辰巳「まったく! もっと礼儀作法を叩きこまねばならんようですな」 入れ替りに、シャイナが沙織の部屋を訪ねる。 シャイナ「お具合は?」 沙織「大丈夫です。でも、もうあまり時間がありません。私の力は……」 シャイナ「しかし、光牙はまだまだ聖闘士には……」 沙織「シャイナ。光牙を信じましょう。本当なら、あの子にはもっと楽しい少年時代を、過ごさせてあげたかった。たとえ戦うことが、あの子の宿命であっても……」 そのとき、何かを沙織が直感する。 沙織「うっ…… まさか!?」 光牙が海岸の砂浜で、うたた寝から目覚める。 光牙「夢……?」 夢の中で見た光景。 黄金に輝く翼を背負い、黄金に輝く甲冑を纏った誰かの後ろ姿── 光牙「あれが…… 星矢?」 気づくと、そばに沙織が立っている。 光牙「あっ、沙織さん!」 沙織が無言で微笑んでいる。 光牙「沙織さん……?」 光牙と沙織が、夕陽を見つめながら語らう。 沙織「修行はどう?」 光牙「がんばってるよ。その、俺なりに……」 沙織「ごめんなさい。こんなところで、人に知られないように何年も」 光牙「別に平気だよ、俺は。シャイナさんはおっかないけど、いろいろ教えてくれるし。辰巳の爺は面白いし。それに……」 光牙が照れ臭そうに、鼻を掻く。 光牙「ずっと、こうして…… 沙織さんと……」 沙織「フフ……」 光牙「でもさぁ、なんで聖闘士になんなきゃなんないのか、わかんねぇよ」 沙織「聖闘士にならないと、守ることができないのよ」 光牙「守るって、アテナを? じゃあ、会わせてくれよ。アテナって女神にさぁ」 沙織「……いつかね」 光牙「また、はぐらかす。いつもそうやって、何も教えてくれねぇじゃねぇか。アテナのことも、星矢って奴のことも」 沙織「……」 光牙「さっき、夢を見た」 沙織「えっ?」 光牙「金色に輝く、誰かの背中…… もしかして、あれが星矢って人なのかな」 沙織「……すべてわかるわ。あなたが、聖闘士になれば」 光牙「……だから、聖闘士って何だよ!? 俺は聖闘士になんか、なんねぇよ! 俺の道を、俺の道を勝手に決めるな!」 沙織が自分のペンダントを外し、差し出す。 沙織「光牙、これを……」 光牙「それは?」 沙織「とても大切なものよ。あなたが持っていて」 光牙「俺が……? いいの?」 沙織が優しく頷き、光牙がペンダントに手を伸ばす。 そのとき── 強烈な衝撃と共に、冒頭のように空が真っ赤に染まり、マルスが降り立つ。 マルス「待ち侘びたぞ、この日を。もはや、お前を守る黄金聖闘士はいない! アテナよ」 光牙「アテナ!? 沙織さんが……!?」 マルス「さぁ、我とともに来い! 世界を我が物とするには、貴様の力が必要なのだ」 沙織「この世界は、人々が守り育み、受け継いできたもの。たとえ私の身がどうなろうと、あなたには渡しません!」 沙織の体から満ち溢れる未知の力に、光牙が目を見張る。 光牙「この力…… これが……!?」 マルス「さすがアテナ、すばらしい! 貴様の香しい光の小宇宙、それを我は欲していたのだ」 沙織「うぅっ……!」 沙織の体が次々に闇色に染まってゆき、沙織が苦痛に顔が歪む。 光牙「さ、沙織さん!?」 マルス「フフフ、苦しいか? 今、無理に小宇宙を燃やせば、闇の力と混ざり合い暴発する! もはや我が手より逃れることは、できぬのだ!」 そこへ、光牙が割って入る。 光牙「やめろぉ! 沙織さんに手を出すな!」 沙織「光牙!? 下がりなさい!」 光牙「そんなわけ、いくか!」 マルスはたやすく、光牙をねじ上げる。 マルス「あのときの赤子か? 惰弱な」 光牙「うっ……」 光牙があっけなく投げ飛ばされ、岩肌に叩きつけられる。 沙織「光牙!?」 辰巳「お嬢様──っ!」 辰巳が竹刀を手に駆けて来る。 それより先にシャイナが辰巳をかばって飛び出し、マルスに一撃を浴びせる。 シャイナ「サンダークロウ!! ついに目覚めたか、マルス!」 マルス「蛇遣い座(オピュクス)のシャイナか!」 シャイナが次々に攻撃を繰り出すが、マルスには通じない。 逆にマルスの猛攻が、シャイナを襲う。 シャイナ「うぅっ!?」 シャイナは血を滴らせながらも、必死にマルスに挑む。 光牙「シャイナさん……!?」 シャイナ「アテナ、ここは私が!」 沙織「シャイナ!?」 マルス「アテナの聖闘士、尊き小宇宙の力よ! ムルス・イグニス!!」 マルスの攻撃で、シャイナが炎に包まれる。 沙織「シャイナ!?」 シャイナ「あぁぁ──っ!」 仮面が砕け、素顔が露わになる。 ふっ飛ばされたシャイナを、とっさに光牙が受け止める。 シャイナ「光牙、守れ…… アテナを、アテナを!」 光牙「シャイナさん……!?」 シャイナが虫の息の中で、必死に訴える。 光牙は瞳に涙を滲ませつつも、やがて激しい怒りと共に突進する。 光牙「沙織さぁん! 待ってろ! 今、助ける!」 沙織はすでにマルスの手の中にあり、周囲は激しい炎の壁で覆われている。 光牙「くそぉ……!」 沙織「光牙!?」 光牙が必死に拳を炎に叩きつけるが、炎の壁にはまったく通じない。 地面に転がっていたペンダントが、かすかに動く。 光牙「くそぉ、うぅっ…… こんな、炎ぉ──っ!」 逆に光牙の方が炎に跳ね返されてふっ飛ばされるが、なおも光牙は立ち上がる。 ペンダントがひとりでに、カラカラと動き始める。 光牙「沙織さんは、沙織さんは……! 沙織さんは、俺が守るうぅぅ──っっ!!」 その絶叫に呼応するように、ペンダントの宝石がまばゆい光を放つ。 沙織「ペガサスの聖衣が……!?」 光牙「クロス……?」 光の中に浮かび上がった13の星が、天を駆けるペガサスの姿となり、光牙の体を包み込み、甲冑となる。 聖闘士の証──聖衣。天馬座(ペガサス)の聖衣である。 マルス「聖闘士だと!?」 光牙「これは……!?」 声「光牙、小宇宙を燃やせ」 光牙の脳裏に浮かぶ光景。 星々の満ちる中、夢で見た星矢の後ろ姿。 星矢「お前の小宇宙を燃やすんだ」 光牙「小宇宙を燃やす? 小宇宙…… 俺の小宇宙を…… 爆発させる!」 マルス「むぅっ!?」 光牙「おぉ──っ! ペガサス流星拳──っっ!!」 音速を超える百発以上の拳が流星の雨のごとく炸裂──! 炎の壁が跡形もなく消え去る。 マルス「こいつは!?」 光牙「なんだ、この力は……!?」 声「光牙……」 光牙の脳裏で、星矢が振り向き、素顔を晒す。 星矢「それが小宇宙だ」 光牙「これが…… 小宇宙!?」 光牙が歯を食いしばり、拳を握りしめ、猛然とマルス目がけて突進する。 光牙「うぅおおぉぉ──っっ!!」 つづく
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ここは2ちゃんねるの聖闘士星矢Ω-セイントセイヤオメガアンチスレ内の情報をまとめた非公式Wikiです。 だれでもページの作成・更新が可能なwikiです。 荒らしは他の利用者の迷惑になります。ご遠慮ください。 ※荒らすと一切Wikiを閲覧出来なくなります。 現行スレ 聖闘士星矢Ω-セイントセイヤオメガ-聖剣破壊が強さの格付けな糞アニメ48 http //toro.2ch.net/test/read.cgi/anime/1392906473/ 過去スレ
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聖闘士星矢Ωのプロデューサー。 東映アニメーションの海外営業を経て2009年に企画部に異動となり、 アニメ制作にかかわることとなった。 『ハートキャッチプリキュア!』でアシスタントプロデューサー、 『ドラゴンボール改』『トリコ』でプロデューサーを務める。 プロデューサーとして東映アニメーションオリジナルのアニメを作るのは 聖闘士星矢Ωが初めてとなっている。 Ωの企画を立ち上げスタッフを選抜した人物でもある。 属性設定追加 忍者聖闘士の提案をそのキャラの推し 馬越作画を荒木作画の後継と持ち上げ採用 「友情を書けるから」という理由で脚本に吉田玲子を採用 鎧デザインを没にしラバー聖衣を「しなやかな金属」と押し出す とΩの新設定のほとんど彼の提案によるものである。 また宣伝の方にも力を入れ 放映前には星矢ぴあの発売、フィギュア王など雑誌で表紙を飾り 放映直前に世界中に1話を放映するワールドプレミアを開催 また日曜朝6時半アニメには異例のブルーレイ発売も確定していた。 そこまで宣伝したΩの売上や評価は・・・御察しの状態になった。
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聖闘士星矢Ω(セイントセイヤオメガ)の最終回 土星を前にした宇宙空間で繰り広げられる、光牙(コウガ)とサターンの、最後の闘い。 仲間たちの力と想いを受け、光牙の纏う天馬座(ペガサス)の聖衣(クロス)は、最強最後の進化を遂げた。 サターン「永遠の時の前で、まだ抗うか? 人間が!」 光牙「今この時をお前に刻み込む! 俺たちの小宇宙(コスモ)、Ω(オメガ)で!!」 闘いの果て!光牙よ、伝説となれ! サターン「フン。Ωなど、どうということはない。その力、すでに見切っているわ!」 光牙とサターンが同時に突進し、拳が交錯する。 サターン「やはり効かぬか」 ──と思われたとき、サターンの纏っている刻衣(クロノテクター)の一部が砕ける。 サターン「な、何ぃ!? 余の刻衣が!?」 光牙の周囲に浮かび上がる、大勢の仲間の聖闘士(セイント)たちの姿。 サターン「人間たちが互いを想い合う心から生じる奇跡の力、Ω。小宇宙が集まれば集まるほど、その力が増すのだとしたら…… まさか、Ωには限界がないというのか!?」 光牙「Ωを知りたいか? サターン」 サターン「何ぃ!?」 光牙「知りたければ、来い!」 サターン「ほざけぇ!」 光牙「ペガサス彗星拳──!!」 光牙の拳がサターンの頬をかすめ、血がにじむ。 サターン「人間の分際で、この世の顔に傷をつけるとは……! 許さんっ!」 強烈な攻撃を繰り出すサターン。 光牙「ペガサスローリングクラ──ッシュ!!」 光牙がその攻撃を跳ね返す。 サターン「おのれぇ!」 光牙「サターン。お前、まだ全力じゃねぇだろ? 本気でかかって来い!」 サターン「……!」 サターンが突進。強力な攻撃で光牙の聖衣が砕け、衛星に叩きつけられる。 だが光牙は衛星を砕いて突進、逆にサターンにキックを見舞い、刻衣を砕く。 サターン「まさか、これが人間の力だというのか!?」 光牙「まだだ! こんなものじゃない! Ωの力はぁぁ!!」 拳がぶつかり合い、互いの腕の聖衣と刻衣が砕ける。 サターン「余と互角に渡り合うとは、やはりΩは恐るべき力…… 人間が持つべき力ではない! 今ここで、完全に消滅させる」 光牙「消せはしないさ! 人間の、Ωの輝きは!!」 壮絶な拳のぶつかり合い。 サターン (なんだ、これは? 怒りではない、痛みでもない。憂いも、虚しさもない……) まともにサターンの拳を浴びた光牙が、大きく吹き飛ぶ。 サターン「全身の血が沸き立つような、この高揚は……!?」 ついに光牙の聖衣が、サターンの攻撃で完全に砕かれてしまう。 光牙「まだだ…… 聖衣を失っても、みんなの力はまだ溢れてくる! この拳には力が溢れてるぜ!!」 サターン「余は悠久の時間を生きてきた……」 光牙「うぅおぉ──っ!!」 光牙の渾身の素拳で、サターンの刻衣もまた完全に破壊される。 サターン「だが、このような濃密な時が、血が燃えたぎる瞬間が、かつてあっただろうか……?」 かつてサターンが人間・昴として生きたときの記憶── サターン「熱い……!」 光牙「絶望するな、サターン」 サターン「……絶望だと? 余が絶望しているというのか?」 かつて光牙と昴が共闘し、大群を前にして絶対絶命に陥ったとき── 昴「いくら倒しても、こんなに囲まれちゃ! 畜生、このままじゃ……」 光牙「昴、絶望するな」 昴「えっ?」 光牙「何をしてもムダとか──」 光牙「──どうせ消えるとか、終わるとか、1人で冷めたことを言って諦めるな!」 サターン「余を誑かすなぁ!」 素拳でのサターンの連打が、光牙の顔面を捉える。 光牙「はぁ、はぁ…… よく聞け、サターン!」 光牙の傍らに、蒼摩(ソウマ)の姿が浮かび上がる。 蒼摩「お前だって熱くなれる! 俺たちと同じだ!」 サターン「うっ……! 一瞬しか生きられぬ人間が、何を言うか!?」 ユナと龍峰(リュウホウ)の姿も浮かび上がる。 ユナ「そうね。あなたからしたら、私たちが生きている時間なんて、ほんの一瞬かもしれない」 龍峰「たとえ時が過ぎ去っても、共に戦った仲間との絆は、永遠に消えない」 光牙「昴! うぉおぉ──っっ!!」 サターン目がけて拳を繰り出す光牙。その傍らに、栄斗(ハルト)の姿が浮かび上がる。 栄斗「昴、お前もわかっているはずだ!」 サターン「うぅっ! この、感覚……?」 昴「俺は誰の助けも借りねぇ! たとえ1人んなっても、戦い抜いてやる!」 栄斗「お前は何もわかっていない。たとえ離れていても、互いを想う心が力になる。俺たちは、言わば血を分けた兄弟も同然……」 昴「兄弟……?」 サターン「これは…… 余の中にある昴の記憶!?」 そして、エデンの姿も浮かび上がる。 エデン「昴。お前の中にも、Ωがある」 サターン「何……?」 エデン「昴。お前の正体が何者であろうと、共に戦う仲間に、素性も過去も関係ない。志と想いがあれば、十分だ。行こう」 昴「エデン……!」 サターン「何だというのだ!? 人間の声を聞くたびに、昴の記憶が鮮明に甦ってくる! えぇい、人間ども、小癪なマネを! お前たちが昴の記憶で、余を誑かしているというのか!?」 蒼摩たちの姿を掻き消しつつ、サターンが突進。 サターン「ならば、完全に消してやろう! 余は…… 余は、時の神サターン!」 昴が初めて光牙に逢ったとき── そのときも昴は激昂し、光牙に拳を振るった。 昴「お前を倒して、俺は神になる!」 かつての昴と同様に、サターンの拳が光牙の顔面に命中する。 光牙「この拳…… やっと、戻ってきたな! 昴!!」 サターン「心が燃えたぎるように熱い……! この熱い拳が、昴!?」 光牙「昴! 神だろうが人間だろうが、一度火がついた心の炎は、もう消すことはできない!」 地球の向こうから太陽が覗き、光が溢れる。 光牙「太陽が何度も昇って来るようにな! 輝け! 俺の小宇宙ぉぉ!!」 蒼摩たち「俺たちのΩ!!」 光牙「ペガサス流星拳──っっ!!」 サターン「余の前に、このような力など!」 最後の流星拳を放つ光牙。サターンが防御で無数の拳を食い止める。 光牙「はあぁぁ──っっ!!」 激しい力の奔流の中、中身の光牙とサターンが対峙する。 サターン「愚かな人間たちよ、地上は任せられぬ。お前たちは、これからも醜い争いを繰り返し、過ちを犯し続ける。歴史が証明するように」 光牙「そうかもしれない…… でも、俺は絶望しない。たとえ間違っていても、やり直すことができる。俺だけだったら、ここまで来られなかった…… 皆がいたから闘えた! 皆が、俺に勇気と力を与えてくれたんだ!」 サターン「その力も、ここで消える── なぜ立ち向かう? 余の肉体は永遠、滅びることはない。何度挑んでも、余に勝つことはできぬのに」 光牙「その答が知りたくて、お前は昴になったんだろう? 何度でも立ち向かう! それがアテナの聖闘士だ!」 光牙「俺は諦めない! お前との闘いも、人間の未来も信じる!! うぅおぉ──っ!!」 サターン「これは…… この輝きは、Ω!?」 光牙の放つ流星拳の拳一つ一つに、大勢の仲間たちの小宇宙が宿っている。 サターン「人間たちの想い、不屈の闘志! 一瞬の命の輝き、奇蹟、希望…… あぁ、美しい……!!」 歓喜の表情で拳を浴びるサターン。そして、とどめの光牙の一撃がサターンの胸に直撃── 衛星上に降り立つ光牙とサターン。光牙の拳を浴びたサターンの胸には、深い傷が刻まれている。 2人「はぁ、はぁ……」 サターン「これほどまでに我が刻衣を砕き、我が身を傷つけた者は初めてだ。見事だ!」 光牙「俺だけの力じゃない。これは……」 サターン「Ωか!」 砕けたはずのサターンの刻衣が、元通りの姿となって現れる。 サターン「余の肉体と刻衣は、永遠に滅びることはない。それでも、まだ向かって来るか?」 光牙「その質問の答、もう訊くまでもないことは、お前も知っているはずだ」 サターン「……フッ、そうであったな。人間たちが互いを想い合う心から生じる奇跡の力── Ω。Ωの精神を持ち続けている限り、人間には希望がある」 光牙「……」 サターン「ペガサス光牙、お前が刻んだこの傷、永遠に残しておこう。お前という聖闘士と会いまみえた、このかけがえのない時を忘れぬために。お前の熱き心に免じて今は去ろう。だが、お前たちがΩを失ったとき、再び地上を奪いに来るぞ!」 光牙「そのときは、また俺たちアテナの聖闘士が、相手になるぜ!」 サターン「フン。なおも神と拳を交える気か?」 サターンの背後に、昴の姿が浮かび上がる。 昴「懲りないヤツだなぁ! それでこそ、ペガサス光牙だぜ!」 昴の纏っていた、子馬座(エクレウス)の聖衣が現れる。 光牙「子馬座の聖衣!?」 サターン「聖衣はたとえ聖闘士が死しても、その想いとともに、未来へと受け継がれてゆく。青き地球を永久(とわ)に美しく…… 子馬座よ、余の想いも受け継いでいってくれ!」 サターンが刻衣とともに宙に浮く。 サターン「さらばだ、ペガサス光牙よ! 熱き血潮の兄弟たちよ……!」 光牙「昴……!」 サターンと刻衣が、土星の中へと消えてゆく。 地上で時間を止められて凍りついていた人々、聖闘士たちも元に戻り、息を吹き返す。 貴鬼(キキ)「光牙……!」 フドウ「Ωの輝き、私も初めて見た……」 ハービンジャー「あいつら!」 沙織「光牙、やってくれたのですね……!」 タイタン「パラス様!」 パラス「タイタン……」 光牙のもとに、エデンが降り立つ。 光牙「エデン!」 エデン「去ったか、昴は」 光牙「あぁ……」 そして蒼摩、ユナ、龍峰、栄斗も。 ユナ「光牙……!」 星矢が光牙たちを見上げ、満足げに頷く。 何日か後。闘いで破壊されたパラスベルダの城下町に、パラスとタイタンが身分を隠して佇んでいる。 復興作業が行なわれているものの、町の傷跡はまだ深い。 タイタン「パラス様……」 パラス「私はとんでもないことを、この町の人々に……」 声「お姉さん、大丈夫?」 パラス「えっ?」 かつて光牙たちと交流した町の少女・セレーネが、紅茶の出店を出している。 セレーネ「お姉さん、あまりにも辛そうだったから」 パラス「辛いのは、この町の人々…… 私は、どう償えばいいのか……」 セレーネ「……? ちょっと待ってて!」 セレーネが紅茶を入れ、差し出す。 セレーネ「どうぞ!」 パラス「……これを、私に?」 勧められた紅茶を、パラスが口にする。 パラス「おいしい……」 セレーネ「でしょう? 元気出た? ほら、町のみんなも元気だよ!」 復興作業にあたる工員たち。青空学校で学ぶ子供たち。青空市場の人々。 セレーネ「みんな、前よりももっと素敵な町にしようって、がんばってるよ。だから、お姉さんもがんばって!」 パラス「……そうね。私も、がんばらないとね」 パラスが懐から、手製のアテナ人形を取り出す。 パラス「あなたの人生が、愛に満ち溢れたものになりますように…… これ、あなたにあげる。おいしいお茶のお礼よ」 セレーネ「わぁ~っ! お姉さん、ありがとう! 私、大事にするね」 嬉しそうに人形を抱き、セレーネが駆け去る。 タイタン「人間は弱く、その命は儚い。しかし、なんと逞しい……」 パラス「えぇ、私も見習わなくては。行きましょう、タイタン。愛を育む人々を助け、その未来を築くお手伝いをするために」 タイタン「はい…… パラス様!」 そして、聖域(サンクチュアリ)の黄金聖闘士(ゴールドセイント)たち。 ハービンジャー「おい、貴鬼! 今、何つった!?」 貴鬼「教皇になれ、ハービンジャー」 フドウ「教皇とは、全聖闘士の頂点に立つ存在だ」 インテグラ「闘いで疲弊している今、聖闘士を束ねる教皇が必要だというのが、我らの見解だ」 ハービンジャー「貴鬼! お前がやりゃあいいだろう!?」 貴鬼「私は、この闘いで壊れた聖衣の修復で忙しい」 ハービンジャー「えっ? だったら、フドウ!」 フドウ「ハービンジャー。君こそが教皇にふさわしい」 ハービンジャー「じゃあ……」 インテグラ「私も同感だ。それに、お前を教皇にと指名したのは、アテナだ」 ハービンジャー「ア、アテナだとぉ!?」 貴鬼「星矢も同意見だ。聞いたぞ。我らのために憤慨し、刻闘士(パラサイト)と激戦を繰り広げたと」 ハービンジャー「う……! それは……」 羅喜(ラキ)「教皇はとっても骨の折れる仕事なのだ。人の骨ばっかり折ってないで、これからはお仕事で自分の骨を折るのだ!」 ハービンジャー「簡単に言うな、羅喜!」 貴鬼「権力欲しさに教皇の座を欲する者よりも、お前のような真っすぐな者のほうが適任だ」 フドウ「恐れることはない」 インテグラ「困ったときは、我々も手助けする」 羅喜「みんなで協力! Ωするのだ──!」 貴鬼「ハービンジャー、頼む」 ハービンジャー「くッ…… わ、わーったよ! 教皇でも何でもやってやらぁ! その代り、てめぇら全員コキ使ってやるから、覚悟しやがれ!」 声「ハハハハハ!」 光牙が現れる。 光牙「新教皇ハービンジャーか。どんな聖域になるか、楽しみだな」 ハービンジャー「うるせぇ! 何の用だ、光牙!?」 光牙「挨拶さ。貴鬼、聖衣の修復ありがとな。俺、旅に出るよ」 羅喜「どこへ行くのだ?」 光牙「さぁな…… しばらく世界を回って来るぜ」 貴鬼「光牙。君の前途に、幸があることを祈っている」 ハービンジャー「フン! どこへ行こうと構わねぇが、帰って来いよ! お前もアテナの聖闘士なんだからよ!」 光牙「あぁ!」 聖域の慰霊地。無数の墓標を見つめる沙織と星矢。 沙織「また、多くの命が失われました……」 星矢「それ以上に救われた命もある。忘れないでほしい。俺たち聖闘士はあなたを守り、支えているということを」 そこへ光牙が現れる。 光牙「沙織さぁ──ん!」 星矢「光牙! 行くのか?」 光牙「あぁ、行って来る!」 光牙が手を振り、駆け去る。 沙織「寂しくなりますね……」 星矢「だから言っただろう? 俺がいるって。沙織さん」 沙織「ありがとう…… 星矢!」 星矢がそっと沙織の肩に手を触れ、その手を沙織が握り返す。 聖域を出ようとする光牙を、蒼摩、ユナ、龍峰、栄斗の4人が待ち構えている。 蒼摩「よぉ、光牙!」 光牙「蒼摩!? みんな…… どうして?」 蒼摩「お前を見送りに来たんだよ!」 ユナ「旅に出るなら出るって、ちゃんと言いなさいよ!」 光牙「なんか苦手なんだよ、こういうの……」 龍峰「光牙、君は本当に水臭いんだから」 栄斗「それで、いつ帰って来るんだ?」 光牙「さぁな…… みんな、俺が世界を守ったって言うけど、ピンと来ないんだよな。だって俺、この世界のこと、まだ知らないし」 拳を握りしめる光牙。 光牙「聖闘士として闘ってきたことに悔いはない。でも、俺自身が何もないって気づいたんだ。故郷も、親兄弟も。やりたいことも夢も、何もない…… だから、何かを見つけたいんだ」 ユナ「あるわ! 何もない、なんてことはない。あなたにはある!」 ユナが拳を突出し、蒼摩たちも拳を重ねる。 光牙「……あぁ、そうだな!」 光牙も拳を重ね、5人がしばし、見つめ合う。 不意に光牙が大ジャンプし、一気に一同を飛び越えて手を振る。 光牙「見送り、ありがとな! じゃ、行って来る!」 ユナ「光牙……」 蒼摩「へっ、あいつらしいや!」 聖域の出口に差し掛かる光牙。 光牙「見送りに来てくれたのか……」 エデンが静かに佇んでいる。 光牙「エデン!」 エデン「一応、挨拶くらいしておこうと思ってな。僕は旅に出る。自分のすべきことを捜すために……」 光牙「……っハハハハハ!」 エデン「なぜ笑う?」 光牙「俺とまったく同じだからさ」 笑いながら光牙が、エデンの肩を抱く。 エデン「お、おい?」 光牙「行こうぜ、エデン!」 エデン「……一緒に行くとは、一言も言っていないが」 光牙「旅は道連れってな! 1人で旅するより、仲間と一緒のほうが面白そうだろ?」 エデンも笑みを浮かべる。 エデン「……それもそうだな」 光牙「行こう、エデン!」 エデン「あぁ、光牙!」 どこまでも続く広い世界を目指し、光牙とエデンが笑顔で駆けて行く── おわり
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光牙 冬クリア2 蒼摩 春ビビッド2 ユナ 夏クリア、春パステル夏クリア エデン 夏スモーキー 栄斗 秋ソフト
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声:檜山修之 天秤座ことライブラの黄金聖闘士。 天秤座の黄金聖闘士を名乗り五老峰近くの水の遺跡に現れ、 紫龍の管理していた天秤座の黄金聖衣が オブジェ形態になっていたところを従え聖衣石の形にして持ち去った。 反撃しようとした光牙・龍峰・栄斗・ユナの4人を 生身の状態で強大な小宇宙を放って吹き飛ばしかけたがその際に紫龍に小宇宙できつく威嚇されて撤退。 その際「俺の使命は黄金聖衣の確保」と語っており、マルス側についた 聖闘士達が確保しようとしていたアリアにも然程関心を見せていない。 その正体はかつての天秤座・童虎の弟子であり実は光牙たちの味方の聖闘士であることが後に判明する。 アリアに興味がないのも本物のアテナが沙織だと知っているからだった。 しかし紫龍から天秤座の聖衣を奪うというとんでもないことをしてしまったため 第一印象の最悪さゆえにアンチスレでは「泥棒」と呼ばれている。 問題点 ①天秤座の聖衣のデザインが酷過ぎる 天秤座の聖衣(クロス)は普通の聖衣と違い、6種の武具を備えており、 女神が許し、天秤座の聖闘士が認めた時にのみ使用することができる。 Ωの世界では聖衣は全て普段は聖衣石という名の宝石になってしまったため この天秤座の特殊設定はどうなるのかとΩ開始当初から危惧されていた。 さすがにこの設定を無視することはできなかったのか、 装着前のオブジェ形態の聖衣がΩでも登場することとなったが、 原作版とも旧テレビシリーズ版とも似ても似つかないオーパーツのような謎の生物のような… とにかく武器の集合体にはどうしても見えない酷いデザインだったため 全ての星矢ファンが度肝をぬかれることとなった。 アンチスレでは「芋虫」などと称されることに… ②泥棒・・・なのか?意味不明な供述と脚本 天秤座の聖衣は、「滝が邪魔で水の遺跡に入れない」と途方に暮れていた龍峰達を助けるために 紫龍が龍峰の元へ寄越したという流れで登場した。その際に龍峰は 「父さんが守っている聖衣だよ」 「闇の力の手に堕ちないように、父さんは師匠から授かった天秤座の聖衣をずっと守っていたんだ」 「聖闘士は武器を持つことは許されていないが、アテナかもしくは天秤座が認めた時に武器を使用することができるんだ」 と説明した後に天秤座の武器を使って道を開いており、そこまでの話の流れ的には「どう考えても紫龍=天秤座」としか思えない脚本だった。 しかし、水の遺跡攻略後唐突に現れた玄武は天秤座の黄金聖闘士だと名乗り、聖衣を渡せと強要し、 「お前(龍峰)が拒んでもクロスは俺を選んでいる」と言い、オブジェ形態の天秤座の聖衣を聖衣石に 変化させてその手に収めてしまう。 「これも聖衣の意思」とまで言い、自分が天秤座の黄金聖闘士と強調したため、 「魔傷を負っていて纏えないとはいえ紫龍は師匠・童虎の聖衣を継承して黄金聖闘士になっていたんだ」と 思っていた原作ファンはショックを受けることとなった。 天秤座の黄金聖衣を纏える者は、小宇宙を最大にまで燃焼させると浮かび上がる入れ墨を持つ者であり、 童虎は虎、紫龍は龍を浮かび上がらせていたが、玄武の入れ墨は何なのか描かれていない。 脚本のあいまいさ・わかりにくさにも批判が相次いだが、玄武はとりあえず「泥棒」扱いされることになり 天秤座の黄金聖衣も「ビッチになった」と蔑まれるハメに。 ③結局泥棒じゃなかったらしいけど設定に無理があり過ぎる それから20話以上もたち玄武が再登場。「アテナを護るのが聖闘士だ!」と言いながら光牙たちを助け真実を話すが、 それは「実は玄武はかつての天秤座の黄金聖闘士童虎の最後の弟子であり、紫龍の弟弟子」というぶっとんだ話だった。 「かつて君の父紫龍と同じく童虎を師と仰ぎ五老峰で修行を重ねた」 「そして今動けないでいる紫龍に代わり、このライブラの聖衣を持って彼の意思を継いだのだ!」とのことだが、 しかし紫龍の弟弟子の場合、聖戦で死去した老師が健在の中、修行できる時間帯はきわめて少なく いつ修行してたんだよ?と無茶苦茶な後付けゆえに原作の時系列との矛盾が生じることとなった。 紫龍とは違い、才能はあるがよく修行をサボる出来の悪い弟子だったとのことで、 「紫龍は師のもとを出て聖闘士の道を進まなかったオレのことを信用できず、脅してきたよな(自嘲の笑み)」などと言っており、 ようするに最近になって自主的に聖闘士として意思を継ぎたいと思ったが、 紫龍に信用されてないからライブラの聖衣を強奪するようなやり方でしか持ち出せなかったということらしい・・・ これもまた無理がありすぎる設定である。 童虎の元で修行したからって全員が天秤座の聖闘士になれるわけでもないというのに聖戦にも参加してない聖闘士のなりそこないで、 メタ的視点で見れば原作では影も形もなかったポッと出のオリキャラが、頼まれてもいないのに 「正しい意思は継がねば」「俺はライブラに選ばれし真の戦士だ(キリッ」などとドヤ顔している姿に原作ファンは白けまくることとなった。 貴鬼と同じく、黄金聖衣を持ちアテナがヤバいと知る味方でありながら今の今まで何をしていたのかという矛盾も生じている。 その後唐突にメディアの策略により崩壊しそうになった十二宮を、 「十二宮の均衡を司る黄金聖闘士として力を駆使して支える」という理由で仁王立ちでバンザイの姿勢のまま動けなくなり 「君たちは先を急げ!オレはここで、十二宮の崩壊を食い止める!」と光牙達を送り出す玄武だったが、 「マルスが作った偽十二宮なんぞ支えなくてもいいだろう」 「さっさとマルスの所に飛べよ馬鹿」など 下手に味方にしたせいで余計にツッコミどころ満載のキャラとなってしまっており、 わけがわからない矛盾だらけのキャラ付けにやっぱり批判が噴出することとなった。 ④玄武、最期の戦い 新生聖衣編ではパライストラに集まった聖闘士達の指揮官ということだが、 立場は下とはいえ先輩に当たる檄にタメ口(檄は玄武に対し様付け&敬語)をきくわ 聖衣の防御力に頼った戦い方をする光牙達に説教をするわ 単身敵陣に突撃しながら戦いの心得をレクチャーし出す。 修行をさぼり十数年間逃げていた奴が偉そうに語る様は滑稽であり、まるで説得力がないものであった。 最後の花火と言わんばかりの過剰な持ち上げに視聴者から総スカンを食い そもそも強奪同然で聖衣を入手した非を詫びることなく図々しく聖衣を纏い続ける様子は Ωスタッフの厚かましさの象徴でもあり、不愉快極まりない存在である。 そして四天王の剣を借りたエーギル(2級)にでかい口を叩いておきながら「肉を切らせて骨を断つ」戦法を用い、(光牙達に「聖衣(防御力)に頼るな!」と言ったのに) 「お前の剣を持っていくぞー!(エーギルのではありません)」と命を捨てて大技を繰り出しておきながら 結局「できませんでした」といういつものΩオチ。 時間停止は解除したものの四天王の剣に与えたダメージは小さなヒビ一つというショボさ。ちなみにエーギルにトドメをさしたのは光牙。 結局最後まで厚かましく聖衣を脱ぐことなく死んで、無印におけるカノンの最期とは比較するべくもないキャラであった。 2期になってもΩスタッフはまるで反省していないことを再認識する回となった。 余談だが、玄武は度々回想で童虎と会話するシーンが出たが、紫龍と春麗とは一度も直接話をすることは無かった。 そのため、童虎との「縦」の繋がりばかりで紫龍や春麗との「横」の繋がりが全く感じられない。 一体玄武とは何のために作られたキャラだったのか。紫龍に天秤座の黄金聖衣が戻ればよいのだが。 アルティメットコスモにおける玄武 龍峰ルートにのみ登場 ポセイドンと戦うために必要なアクアドロップを奪うために現れる 紫龍が守ってきた聖衣を返せという龍峰と戦い敗北するも 聖衣が俺を選んだ 聖衣選ばれたものしか纏えないお前には使えないから返さない そもそも今のは本気じゃなかった などと会話がまるでかみ合わない上に、最後には言い訳をしながらアクアドロップだけを龍峰に渡し撤収するという酷い有様。 攻撃モーション中、蹴りと投げ以外は全て武器を使うという天秤座の聖闘士にあるまじきファイトスタイルで負けておきながら 本気ではないという前代未聞の情け無い言い訳まで展開する辺り 他のキャラには初期設定に寄せたり原作設定に寄せていたり等、それなりにフォローを入れているゲームスタッフも こいつに関してはフォローする気が無かったのか・・・ しかし最終的にアニメではスタッフ懇親のどんでん返し(?)で正義の聖闘士()になり全く武器を使わず己の拳のみで戦い 「まさかあなたが僕らの味方だったなんて」と龍峰と和解させたりと ゲームではなくアニメ側でかなり(後付け感ありすぎる展開で)フォローされているため 玄武に関しては初期設定の全てを後から練り直したのでは?とも推測されている。 だがたとえ最初から考えていたとしても後付けだとしても、下手くそ過ぎる描写と無理がありすぎる展開だらけだったため 「アニメスタッフはやっぱり無能」と結局批判が沸くこととなった。 まあ何にせよ泥棒マジ泥棒